SSブログ

プラチナデータ [活字中毒のトモ]


プラチナデータ

プラチナデータ

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本


この作品が 映画化 され、
娘が好きな二宮くんが主役を演じる予定ということで、
娘が自腹で単行本を買ってきました。
娘: 「後ろにあと 2 人、読むのを待ってる人がいるから、早く読んでね」
・・・そこまで急かされたら仕方ありません。ゴールデンウィークの数時間で一気に読みました。

警察の犯罪検挙率が下がる中、DNA を使った捜査システムが導入されます。
犯人の DNA が分かるような遺留物が一つでもあれば、
それを使って犯人の体型や顔立ちまで詳細に再現できる、高度なシステムでした。
ですが、そんなシステムにも解読できない DNA データが検出される殺人事件が
次々と起こるようになり、ついにはシステムの開発者までが殺害されてしまいます。

非常に読みやすい本だったので、一気に読みましたが
読了後の感想は「・・・」でした。
私ならまず買わない本です。
なんというか、たくさんのトピックを扱っているのに
そのすべてをすごく簡単に流してしまっている感じがして、好きになれませんでした。
また話のオチのつけ方も、あれでいいのかな・・・?
実際にこんなことが起こったら、あんな生ぬるいことではすまないだろうなという
違和感が残りました。
自分でこの方の著書を買って読むことは、たぶんないと思います。
文庫になったら旅の友にすると、読みやすくていいかもしれませんね。

ぶ厚い本で、内容盛りだくさんだったのですが、感想は言葉少なといった感じ。
なんともいえない後味の悪さが残る作品です。



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0