年収300万円で子どもを大学に入れる方法 [活字中毒のトモ]
年収300万円で子どもを大学に入れる方法 改訂新版 (YELL books)
- 作者: 石橋 知也
- 出版社/メーカー: エール出版社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
Amazon で「タダで大学を卒業させる法」を買ったら、
この本もお薦めされたので、買ってみました。
書いてあることは、「タダで大学を卒業させる法」と大体同じですが
こちらの方がタイトルが良心的なのと、
奨学金を借りる方法などが細かく説明されているので
どちらを買ったら良いかと問われれば、こちらをお薦めします。
本書は、進学マネープランナー&資金調達コンサルタントという
聞いたことのない肩書きをお持ちのファイナンシャル・プランナーが書いた本です。
しかも、私と年が 1 歳しか違わないという・・・
きちんと仕事をしていれば、
この年で受験生の親にお金の相談に乗れるようになってしまうのですね。
自分がいかにろくな仕事をしていないか、認識させられます。
ですが、そこは置いておいて(<置いとくんかい)
日本学生支援機構の奨学金は高 3 の春に申請しないとまずい、とか
お金を借りる前に、他に削れるところがないか探してみろ、とか
入学時だけでなく、受験のときにかかるお金も考えて貯めておけ、とか
まあ、当たり前と言えば当たり前のことなのですが、
子どもを大学に行かすために、具体的にしておかなくてはいけないことが
色々と書かれていて、為になりました。
今まで自分で考えて、色々と準備してきたつもりなのですが
まだ足りないところもあったというのにも気付けたし
いつまでにいくら、という具体的な例も書かれていて、為になりました。
しかも最終章には、実際に年収 300 万円台の家庭が子どもを大学に進学させた
ケーススタディが 12 個も掲載されていて
そのどの話も、とても具体的で分かりやすかったです。
最終的には親戚から借金をしたり、
自己破産していてお金を借りれる機関がなかなか見つからなかったり
かなりの綱渡り的資金繰りで、読んでいるこちらがハラハラしましたが
みなさんこうやって、子どもを大学に行かせているのか・・・これでなんとかなるなら
ウチでもいけるんじゃないか・・・とちょっと楽観的になれたりもしました。
子どもが大学に行く頃まで、手元に置いておくと
色々と役立ちそうな予感の本です。
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