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50歳を超えても30代に見える生き方 [活字中毒のトモ]


50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)

50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 南雲 吉則
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: 新書


出版当時 56 歳の南雲先生が、ご自身の脳内年齢が 38 歳であることを自慢しながら
アンチエイジングについて語った本。
南雲先生は、この手の本を何冊も書いておられるので有名ですが
私はこのかたの著作を初めて読みました。
今年の初め頃に、自分の身体の代謝が悪くなってきたことを気にして
この手の本をいくつか買ってみたのですが
2 冊ほど読んで、著者によって言っていることがあまりにも違うので
面倒になり、読むのを止めてしまっていたのです。
今回、手軽に読める本が本棚に他になかったことから
なんとなく文字を追いかけるだけの「活字中毒の友」として読みました。

南雲先生はもともと、ガン研究をメインに仕事をされるお医者さんのようで
現在は乳腺外来や乳がん手術、乳房再建も行う
バストの美容と健康をトータルでサポートする「ナグモクリニック」を
手広く展開していらっしゃいます。商売上手な方のようです。

丸ごと食べられる食材を腹 6 分目摂る食生活と
適度な運動、控えめな飲酒、禁煙を守れば、寿命が 14 年は延びるそうです。
適度な運動といっても、ジョギングなどする必要はなく
歩けばいいそうです。

読んでみると、細胞や遺伝子の話とか、善玉菌と悪玉菌の話が出てきて
いかにも医学的な気がするのですが、
言わんとされていることは、整体師の野口 晴哉先生と同じ気がしました。
野口先生の言葉は、医学で検証されていないので
非常に突拍子もなく、胡散臭く聞こえますが、
実践してみるとそのとおりのことが多いです。
(例: 熱が出たときには、熱いお風呂に入るのがいいとか)
南雲先生は、その胡散臭いところを、医学的に説明してくださるので
現代向けかも。
最後には「セロトニン」なる幸せホルモンまで持ち出して
「このホルモンは 1 日あたり出る量が決まっているので、
ずっと幸せが続くということがないのは当たり前。
だから、不幸ばかりの人も幸せばかりの人もいない」
なんて哲学的な話も出てきますので、これはもう・・・世の中の中高年の心を
綾小路きみまろさんの次にわしづかみにできる人だと思いました。

みかんを皮ごと食べたり、生野菜のサラダを食べなくしたりするのは
なかなか難しいですが、全粒粉のパンを食べるようにするのは簡単そうなので
簡単なところから取り入れてみようと思います。
食事とおやつの量も、減らさないとね・・・。




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