SSブログ

超絶バブルの安全な投資術 バブル期に始める株式投資の勝ち方 [活字中毒のトモ]


超絶バブルの安全な投資術 バブル期に始める株式投資の勝ち方

超絶バブルの安全な投資術 バブル期に始める株式投資の勝ち方

  • 作者: 安間 伸
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2013/07/12
  • メディア: 単行本


ワイルドインベスターズ株式会社 の設立者、安間 伸さんの著書。
いつもこの方の ブログ を読ませていただいていて
ブログ内で本書が紹介されていたので、買ってみました。

日銀の「異次元緩和」がどのようなものかが、わかりやすく説明されている本です。
どのくらい分かりやすいかというと
・インフレターゲット 2%実現
の一言を
「カネが世間に行き渡るように、一般銀行が日銀に持っている口座にめちゃめちゃカネを振り込みます。これで銀行も気が大きくなって、貸出先を探してくれるでしょう。(中略)タマはいくらでもあるんだよ」
と言い替えています。
・・・口が悪いですね。でも分かりやすいです。

こんな調子で、読みやすい文章でテンポ良く、
アベノミクスが達成しようとしていることと、
インフレ気味の経済が続くステータスでは、どのような投資をしたら良いのかが
説明されています。
またデフレ時代を振り返り(って、本当に終わったのか?)
デフレがもたらした大量の失業と倒産が、どういう理由で起こっていたのかも
わかりやすく説明されています。
デフレで借金を返すことの難しさも、インフレだとそれが楽になることも書かれています。

8 章では、年齢別にどのような投資をすればいいのかが解説されています。
氷河期世代の私としては、このインフレの時期に頑張って投資をして
資産を 2~3 倍に増やしてから、バブルがはじけた後に上手いタイミングで不動産を
・・・買えるでしょうか。
しばらく買い増しを続けても、株は上がっていくと言いますが、本当かしら。
とりあえず、今後しばらくは消費には不向きな、逆に言うと投資に最適な時期が続く
というのは分かりました。
問題は、自己責任でどこまで資産を増やせるかです。

最終章には、どのようなサインが現れたら、バブルが終わるのかも
書かれていますが、3 つのシナリオのうち、どのエンドが待ち受けているのか
今の段階では不透明であるのが残念です。
ただ、いろいろなサインを読み取っていけば
投資を回収するタイミングはきちんと分かるようです。




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0