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ニートだった私がキャリア官僚から大学教授になった人生戦略 [活字中毒のトモ]


ニートだった私がキャリア官僚から大学教授になった人生戦略 (SB新書)

ニートだった私がキャリア官僚から大学教授になった人生戦略 (SB新書)

  • 作者: 中野 雅至
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2014/04/17
  • メディア: 新書


沖縄タイムスの情報誌「週刊ほ~むぷらざ」で紹介されていた本です。
読んでみると、微妙な内容だったので、
ほ~むぷらざで紹介された本は、買わないほうがいいかも・・・と思いました。
過去、他にも こんな本こんな DVD が紹介されて
興味を持って見てみたのですが、どちらも後味が悪い作品でした。
きっと編集者との趣味が合わないのだと思います。

さて、この本は、現在神戸学院大学現代社会学部教授でいらっしゃる、
中野 雅至さんによって書かれたものです。
彼は、同志社大学卒業後、しばらくニートを経験したものの
一念発起して地方公務員になり、その後キャリア官僚となり
現在は大学教授と言う肩書をお持ちです。
そんな彼がこの本で言いたいことは、ニートでも頑張れば大学教授になれる
みたいなエールではなくて、
どんな立場にあっても、将来のことを考えて
職歴や学歴のロンダリングに励みなさい、ということらしいです。

これって、本にまでして説明するような内容なんでしょうか。

中野さんは、現在のポジションに満足されていらっしゃるようなので
とりあえず「学歴のロンダリング」は成功したようですが
こんなコスイ話、大真面目に新書で語る必要はないと思います。
何回ページをめくっても「俺ってすごいでしょう?」という中野さんのささやきが聞こえてきそうで
気持ち悪くなって急いで読み切ってしまいました。

しかもよくよく考えれば、キャリア官僚ではなく、一般企業に勤める人でも
在勤中に留学して MBA などを取り、他の会社にヘッドハントされる人は
いくらでもいますので、本当にこれ、本にする必要あったの・・・?
立ち読みしていたら、買いませんでした。



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コメント 2

Sanchai

他人の成功体験を本にされて、「どうだ、オレ、すごいだろ」と言われても、鼻白むだけですよね。
by Sanchai (2014-07-10 03:36) 

うしこ

>Sanchai さん

はい。自費で出版するなら、まだ分からなくもないのですが。。
by うしこ (2014-07-12 12:11) 

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