セックスと恋愛の経済学: 超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業 [活字中毒のトモ]
セックスと恋愛の経済学: 超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業
- 作者: マリナ アドシェイド
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本
東洋経済オンライン で こちらの記事 を読んで、おもしろそうだと思って購入しました。
ところが読んでみたところ、和訳がどうもスムーズに頭に入ってこなくて
消化不良に終わりました。
本の中に何度も出てくる「いそいそと」という副詞がすごく気持ち悪いのです。
「いそいそと結婚する」って普通言いますかね?
「ヤリまくる」という言葉が多用されるのも気持ち悪いです。
もう少しつながり良く、読みやすい文章にできなかったの・・・・?
原書 を読むべきか・・・だけど結構分厚い本なんだよなあ。
読み終わるのに時間がかかりそうです。
そこでとりあえず、YouTube でこんな動画を見てみました。
うん・・・やっぱりこの本の日本語訳おかしいよ。とても不自然。
著者本人の話し方は、授業で「ヤリまくる」という言葉を使っているようには聞こえません。
文章としては正しくても、分かりにくい文章もありました。
例えば「夫が妻よりわずか 2 歳若いだけでも、
夫が妻より 1 歳年下から 3 歳年上までの夫婦に比べて、
離婚率が 53% 高まる」という書き方は、私にとってはとても分かりにくくて
今こうやって文章を自分で写してみないと
「夫が妻より 1 歳年下から 3 歳年上までの夫婦の離婚率を基準とすると
夫が妻よりさらに 1 歳若くなった(つまり夫の方が 2 歳若い)だけで、
離婚する確率は 53% 高くなる」と言いたいのだということが分かりませんでした。
レナードの 2 度目の妻は結婚するときに「この人は機会があれば浮気する」
と分かっていたのに「そんな機会はないと正しく見通す」ってどういうことなのか。
自分で文章を打ってみると、なんとなく言いたいことは分かるのですが
「機会があれば浮気する人」ってすごく浮気性のイメージがあります。
こんな人と結婚・・・しないですよ。
「この人は浮気できるチャンスがあったらそれを拒むような人ではない。
まあそんなチャンスはないと思うけど」
↑このくらいだったら、結婚しても大丈夫かな?
文章の書き方だけで、えらい長々と文句を書きましたが
「デートで男性が食事代を払うのと、売春はどう違うのか」とか
「芸能人の恋愛や結婚は華やかに思われるけれど、
結婚率や離婚率を数字で見ると、一般人のそれと大した差はない」など
本の内容としては興味深かったです。
著者のブログ があるので、そちらを読んで
彼女が本当に言いたいことは何かを掘り下げてみようと思います。
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