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「バカ上司」その傾向と対策 [活字中毒のトモ]


「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

  • 作者: 古川 裕倫
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/03/14
  • メディア: 新書


上司への対処法については、本当にどうにかしなくてはと思って
昨年大量に書籍を買い込んだのですが、
読み始めて 2 冊目の「部下こそ上司にリーダーシップをとれ」で
なんとなく納得感があり、買った本の大半が手付かずのままになっていました。
この本はコンパクトで持ち運びやすいので、なんとなく外出の友に選んで
待ち時間にちょこちょこと読みました。

まず驚くのが、けっこう毒舌で上司をこき下ろしているところです。
タイトルからして「バカ上司」ですからね。
また上司について書かれていますが、著者の 古川さんのプロフィール を読むと
現在は 3 つの組織で代表を務めておられるようです。
偉い人が上司をこき下ろす本?なんか不思議な感じです。

読み始めてすぐに「上司とは毎日付き合わないといけない。
上司がバカだということは、バカ話が毎日蓄積されていくということ。
それを飲み会で発散させるのもいいけれど、バカを本格的に直すには
本人と一戦交えることが必要」みたいなことが書かれています。強気です。

読み進めてみると、上司のパターンをいくつかに分けて、きちんと筋道をつけて
それから説明に入っています。非常に読みやすいです。
それによると、ダメな上司は大きく 3 つのカテゴリーに分けることができるとのこと。
1. 性格に問題がある嫌な上司
2. 能力に問題があるダメ上司
3. 仕事への姿勢に問題があるバカな上司

そしてバカな上司を BJ と略すなら(DAIGO みたい)
姿勢に問題があることを自覚しているのにそれを直そうとしない大バカ上司は
USB(ウルトラ・スーパー・バカ)であると言っています。

さらに読んでいくと、上記 3 つのダメな上司について具体的な例が書かれていて
終わりの 2 章には、彼らと上手に付き合って、時には上手に戦う方法が書かれています。
確かに思ったことをストレートに言うのでは、どんな人間関係も上手くいきませんから
上司ではなく仕事のことを考えて、もっと円滑に進めるのが良いに決まっていますね。

読み終わって、色々なことを学べたと思った、良い本でした。
さて、あとはモチベーションを下げるのが非常に上手な上司の言葉に
私がどれだけ反応しないで黙々と仕事をし続けることができるかにかかっているようです。


「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

  • 作者: 古川 裕倫
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/03/14
  • メディア: 新書




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コメント 2

U3

わたしにバカ上司はいません。
何しろ自営で部下さえもいないから(笑)
by U3 (2016-05-05 13:21) 

うしこ

>U3 さん
それはうらやましい・・・ですが自営はまた別の大変さがありますもんね。
by うしこ (2016-05-15 08:55) 

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