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家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント) [活字中毒のトモ]


家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/05/20
  • メディア: 新書


宅建の勉強ばかりして、しばらく読書をしていなかったのですが
試験が終わったのでやっと読書を再開できました。
以前読んだ「生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント」の続編です。
「家族の悪知恵」というだけあって、家族についての悩み相談がまとめられています。

「娘が親離れして寂しい」という悩みには「犬か猫でも飼えば?」
「妻の浪費癖を何とかしたい」という相談に「サクッと損切り。できないなら経済封鎖」
しごくまっとうで、明快な解決策が提示されています。

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント」の感想にも書きましたが
こうやってまとめて読むと、人の悩みって本当にあほらしいというか
悩んでいないで、とっとと行動すれば解決することばかりだと思います。
でも、悩むんですよね。私も同じです。
悩んでいても、何の解決にもならないのに、何で悩むんだろう?
心の準備運動みたいなもの?
もしくは、悩みながらも耐えていたら、状況の方が勝手に変わるってこともあるので
それを待っているとか?

巻末には特別企画と題して、母子座談会「西原家の悪知恵」が入っています。
ついに息子さんと娘さんが座談会に登場して、自分の思っていることを
(多少はリップサービスが入っているにしても)きちんと公の場に伝えるようになったようです。
この本が出版された当時(2014 年 5 月)、
息子さんは高校 2 年生でアメリカ留学を計画中。
娘さんは中学 2 年生で、反抗期一歩手前の頃。
一応座談会なので(つまりはお仕事)、2 人ともきちんとお母さんを立てたコメントをしています。
今の若い人たちってこういうのが上手で、すごいなと思います。
変な大人も、ちゃんと立ててくれる。
私はどちらかというと「大人なんだから、ちゃんと大人として振る舞え」
と思ってしまう方で、自分のことばかり語るじいさんとか絶対尊敬しないですし
立てようと思わないので、それをさらりとやってのける若い人たちは本当に偉い。
なんだろう、生まれたときから少子高齢化の世の中で、老人に囲まれて育ったから?


家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/05/20
  • メディア: 新書



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