SSブログ

50歳からの勉強法 [活字中毒のトモ]


50歳からの勉強法 (ディスカヴァー携書)

50歳からの勉強法 (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: 新書


最近めっきり勉強する意欲が失せ、朝の勉強をやめてしまいました。
でもなんとなく、時間を持て余し気味なので、何かしたい
と思っていた時に見つけた本がこちらです。
著者は医師の和田 秀樹さん。
医師としてだけではなく受験アドバイザーとしても有名な方のようです。

年功序列・終身雇用が崩れ、年金の支給開始年齢も延長され
高齢者も働くことを余儀なくされる時代に AI がやってくる。
このような時代には、AI にはできない仕事をするために、
いまから勉強していかないと生き延びられないかもしれないと
和田さんは言います(本書が出版されたのは 2016 年のようです)

知識はダメで、知識より思想だそうです。
こうしたことなら、いまのところ、AI に勝てる
答えを出すのではなく、問いをつくる
答えがないから試しにやってみる
いろいろな答えを出す。人の心理も包括した答えを出す。
あとは、マニュアル化できないぬくもりのある個別対応のサービス
五感のうち、味覚、触覚が重視される領域の仕事(料理人など)が
いいのでは?とのことでした。

また勉強法については、資格試験に絞った話ではなく
歳をとってから始めるすべてのことに関する内容になっていて
若いころ勉強ができた、勉強を頑張った、ということは
寿命にはほとんど関係がなく
それよりも、歳をとってからも知的レベルが維持できているかどうかが重要なので
歳をってもなんらか、新しいことに興味を持って勉強し続けることが
勧められていました。

私は個人的に、この年(49 歳)で明らかに記憶力が低下し
勉強しにくくなったなと思っていたのですが
60 代でも、知能という点では、4、50 代とさほど変わらないし
歳をとったからといって、頭が使えないとか歩けなくなるわけではないそうです。
問題は、頭を使うとか歩くとかがおっくうになることで
原因は前頭葉が老化することにあるそうです。
だから前頭葉を使う生活をするとよいとのことです。
前頭葉を使わない生活 = 同じことの繰り返し、ルーティンなので
前頭葉を使うには、その逆の生活を送ればいいらしいです。
また 50 歳からの勉強を妨げるもう一つの大きな要因は「動機の欠如」だそうで
9 つの法則に分けて、動機を継続できるような意識を持つように促しています。

前頭葉を鍛えれば、定年までにもう 1 つくらい、勉強頑張れるかな。。



50歳からの勉強法 (ディスカヴァー携書)

50歳からの勉強法 (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 和田 秀樹
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: 新書



コメント(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント