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ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - [活字中毒のトモ]


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

  • 作者: 佐々木 典士
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2015/07/25
  • メディア: Kindle版


Amazon でお薦めされたので購入してみました。
著者は作家の佐々木 典士さん。
沼畑 直樹さんと一緒に Web サイト「Minimal & Ism」を運営されている方です。

佐々木さんは、以前は出版社に勤務するサラリーマンで
自分を表現する(と思っていた)モノが大好きでした。
6 畳の部屋にソファを 2 つ置き、アンティークのカメラを何台も持ち、
廊下一面に本棚を設置して、複数の趣味を楽しんでいらしたようです。
ですが東日本大震災をきっかけに「モノが凶器と化すリスク」について考えるようになり
少しずつ周りのモノを減らしていくことにされたようです。
そもそも人間というのは、ハードウェア自体は 5 万年前から変わっていないので
扱える情報や物には限界があるが、現代はちょうど、モノとサービスが発展して、
モノを持たなくてもスマホに保存したり、別の人とシェアするなどして、
減らすことが可能になったと。これらの好条件が重なったことから、
佐々木さんは断捨離に踏み切ったそうです。

阪神淡路大震災を経験しても、魔窟に暮らし続ける私って・・・何なんでしょうね。

「モノはもういらない」というご意見には、本当に同意しかないのです。
まあでも「絶対に捨てないとダメ」ってことはないだろうし
そのうちちょっとずつ減っていくとは思います。何故なら、もうあまり物欲がないので。
インフレのおかげで、すっかりモノを買う意欲が失せました。
Kindle のコンテンツなどは、相変わらず購入していますが、
これは本棚いらないから、便利でいいですね。
あとは、今あるモノを捨てる気力・・・モノを捨てるのって、結構
気力と体力が必要なんですよね。
佐々木さんに言わせれば「今捨てろ」なんでしょうけれど。

佐々木さんはさすが、出版社に勤めたいと思われるだけあって
彼の書く文章はとても分かりやすいです。
また第 4 章「モノを捨て、ぼくが変わった 12 のこと」には
1 つずつコンテンツを分けるために著名人の有名な台詞がついた表書きがあったりして
たくさん本を読んできた人だということがよく分かりました。
確かに、本棚なんてなくても、こうやって言葉をアウトプットしてみれば
大量のデータが蓄積されている人だというのが分かるのですね。



ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

  • 作者: 佐々木 典士
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2015/07/25
  • メディア: Kindle版



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