人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人 [活字中毒のトモ]
最近 YouTube で良く岡田 斗司夫さんの切り抜き動画を勧められます。
観てみると、よく人間を
司令型
注目型
理想型
法則型
の 4 つのタイプに分けて話をされています。
私はどのタイプに当てはまるのかな?
気になって Amazon で岡田さんの著書を検索したところ、
本書が Kindle Unlimited に含まれていたので読んでみました。
正確には岡田さんご本人の著書という訳ではなくて
彼が組織する FREEex のスタッフが複数参画した共同作品となっています。
確かに読んでみると、各章で微妙に文体が異なります。
読んでみたところ、実は本を読まなくてもちゃんと Web 上に
「4 タイプ判定テスト」は公開されていたようなのですが
内容が面白かったから、いいか。
本書内にも 4 タイプ判定テストの内容は公開されていて、
まず自分がどのタイプに属するのかを判定した後
物語を読みながら、4 つのタイプの特徴や行動パターンなどを
理解していく内容となっています。
判定してみたところ、私は「法則型」でした。
うん・・・そうだよね。
ちなみに岡田さんご本人は「注目型」だそうです。
本書に書かれている物語は、とある高校にある廃部寸前の文芸部が舞台です。
なんで文芸部なんて地味な文化部にフォーカスを当てたのか?
それは本書で後半に語られる、人間と文化の関係性につながるからかもしれません。
4 タイプの存在する意義は、「文化」をうまく確実に伝えるためなのだとか。
人間が言葉を使いだした瞬間に「文化」という生命が発生して、
その「文化」に個体維持とか繁殖とか生き抜こうという本能が移ってしまったので
人間の動物的な「本能」というものが壊れてしまった。
それなのに人類は滅びなかったし、人間は野生動物と違うふるまいをする。
そして集団で「文化」を作ってしまった。「文化」は人間が構成要素となっているので
「文化」を人間の上位存在と考えることができる。
この「文化」を生物として考えてみると、色々なことが割とすっきり理解できる
人間が作り上げた多種多様な「文化」という、目に見えない生物が私たちの上にいて
そいつらが生存競争を繰り広げている。
生き残る手段として人間を使い捨てようとしている
だからある価値観のために人間が死ねるのだと。
なかなかに深い話でした。
こんな観点で「文化」を考えたことがありませんでした。
面白かったので、続いて「法則型」に特化した本も読んでみようと
・・・と思ったのですが、
「目立たずこっそりおもしろく生きたい 法則型の生き方 分冊版人生の法則」
を Kindle Unlimited でダウンロードしたところ
本書に登場した法則型人間トモユキの部分を切り抜いたような感じだったので
やめておきます。
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