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生きづらい人のためのミニマル戦略 [活字中毒のトモ]




なにおれさんの「生きづらい人のためシリーズ」第 2 巻。
本書のねらいは
「ものを手放すことを通じて、自分なりの正解を導き出せるようになること」
だそうです。
ものを手放すということは、家の中をすっきりさせるためにやること
のように考えがちですが、そうではないと。
ものを手放すことは、考える力を身につけるためのトレーニングなのだと
なにおれさんは言っています。「ものを手放すこと」はあくまで手段であり、
「考える力」を身につけることが目的であるとのことです。

この本を読み始めてから、家の中にあるものを少しずつ捨てていますが
まだ 1 周目を完全に終わっていないです。
というか、本書を読み終わる前に考え込んでしまって
読了にずいぶん時間がかかりました。
私の中にある「思い込み」っていったい何なのだろう?
私の「欲望の最低ライン」はどこなのか?
ものを捨てながら、色々なことを考え続けています。
私、いったい何がしたいんだ?

この本は、他の断捨離の本とは違って、
ものと向き合う私にかけてくれる、なにおれさんの言葉がとても優しいです。
ミニマリストを目指す必要はなく、ものを手放すことで、
考える力を身につけ、自分の「欲望の最低ライン」を
理解できればいいのだと書かれています。
この言葉で「全部捨てなくていいのだ」と妙に救われました。
やっぱり私は何かあったときに「そういえば、アレあったよな。使えるかも」
と思うことが好きなのです。冷蔵庫に残っている食材で料理を作ったり
はかなくなったジーンズでバッグをつくったりするのが好きです。
時計も、自分で電池交換をしながら長く使い続けるのが好きです。
ただ、そうであれば、持ち物はそこまで多くなくてもいいはずなんですよね。
ついつい「いつか使うかも」とキープしてしまうのがいけない。

定期的に色々考えながらものを手放そうと思える本でした。
とりあえず、無料のものはもらわないようにします。






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