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オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史 [活字中毒のトモ]

cover

*読み応え  60点
*コストパフォーマンス  50点

沖縄タイムスで紹介されていたので、読んでみました。

日本アニメオタクのアメリカ人が、日本アニメについて熱く語った 1 冊。
怖すぎ。

著者は、カリフォルニア州サクラメント生まれの 34 歳の男性。
日本アニメがあまりにも好きであるため、現在日本に語学留学中、という変な人です。

そして、アメリカでいかに日本のアニメが誤解されているか、
しかしアメリカのオタクがいかに日本のアニメを愛しているかを
とうとうと語っています。

そもそも、日本のアニメがアメリカで誤解されている理由は、
日本アニメの性描写、暴力シーンがきわどすぎて、
アメリカの製作会社がそのまま放映するのを躊躇した、
さらに日本アニメにちりばめられている、細かいネタに気付かずに大事なシーンをカットし、
代わりに何の脈絡もないアメリカンジョークを入れたりしたことが原因であると言っています。

そして、アメリカで日本アニメがどれほど「改悪」されたかとか
アメリカで日本アニメを模倣して、独自のアニメワールドが作られている現状とかを
これでもか!ってくらい力説してくれるのですが、

・・・もし、こんな話をとうとうと聞かされたら、普通の人はさぞかし退屈だろうと思います。

普通の女性が初デートで、この本に書いてあるようなネタを、
相手にとうとうと話されたら、
2 度目は絶対にない、と思いました。

翻訳自体は、「映画東宝」の元編集長が担当されていて、
非常に読みやすいです。
日本語の本を読んでいるみたいにすらすら読めます。
しかし、内容が・・・ついていけませんでした。orz


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