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狐笛のかなた [活字中毒のトモ]

狐笛のかなた (新潮文庫)

狐笛のかなた (新潮文庫)

  • 作者: 上橋 菜穂子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 文庫
*読み応え  70 点
*コストパフォーマンス  70 点

マイミクの mi- さんにお借りした本。
mi- さん、ステキなファンタジーをご紹介いただき
どうもありがとうございます。

人の心を読むことができる「聞き耳」の能力を持つ少女が
ひょんなことから隣国同士の争いごとに巻き込まれていくお話。
話が進むにつれ、少女は自分の出生の秘密を知り
また、種族を超えた恋に落ちていきます。

読了した感想は・・・
「もののけ姫」と「ハリー・ポッター」を足して 2 で割ったような感じ。

読んでいる間、活字にやけに丁寧にルビがふられているなあと思っていたら
これ、児童文学だったんですね。
いくつぐらいの子供が読むのかな?
小学校高学年くらい?

児童だけでなく、大人も十分楽しめますよ。
文章がテンポよく、話にぐいぐい引き込まれます。
情景の描写がとても上手な作家さんなので
読むと頭の中で映画を見ているような感じを楽しめます。
スタジオジブリあたりが映画化しそうなお話です。


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