ブンダバー [活字中毒のトモ]
娘が今、ハマっている本です。
最近の小学校は、宿題として「本の音読」という課題を
出しているところが多いようです。
娘の学校も例外ではなくて、
毎日毎日、いろいろな本の音読を聞かされております。
親は音読を聞いて、「確かに音読してました」というサインを
しないといけないので、面倒なのですが
音読のおかげで娘は本を上手に読めるようになったので
確かに学習効果はあるようです。
また、もう 1 つの効果として、
娘は音読を続けるうちに、本への興味が沸いたようです。
最近は音読用以外にも、本を借りて読むようになりました。
最近彼女が読んでいるのが「ブンダバー」シリーズ。
本を何冊も買い与えるのは経済的に無理だし
蔵書が増えるのもうっとうしいので
本は図書館から借りて来いといつも言っているのですが、
「ブンダバー」の本は人気らしくて
読みたい巻が借りられていて書棚になかったり
本が古くなってページがところどころ抜けていたりします。
娘:「せっかくここまで読んだのに、次のページがないなんて
悲しすぎる!」
ほー、どれどれ。
・・・。
ふーん。
・・・。(つい、私が読み進んじゃってる)
・・・。(くすっ。 <思わず笑っちゃった)
おもろいやん!!この本。
この欠けてるページに何が書いてあるか、是非知りたい!!
娘:「だからー、そう言ってるさぁ~。
ねー、ブンダバー買って~」
そうまで言われたら、仕方ありません。
秘蔵の図書券を使って、「ブンダバー」シリーズを数冊購入してしまいました。
人間の言葉をしゃべるおかしな黒猫と
彼を取り巻く暖かい人たちの日常を描いた
愉快で心温まる、楽しい本です。
現代本らしい読みやすい日本語で
近年まれに見る良書じゃないかしら。
小学校中学年から高学年の子にお薦めです。
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