中国算命学近未来大予測 [活字中毒のトモ]
*読み応え: 80 点
*コストパフォーマンス: 60 点
算命学から見る戦後日本「民主主義の不都合」 を買った際に
Amazon の「あわせて買いたい」で紹介されていて
つい買ってしまった本。
算命学から見る戦後日本「民主主義の不都合」 を読んだときは買ったことを後悔しましたが
こちらは意外に面白い本でした。
算命学に則って、日本とアメリカの近未来を予測しています。
ちなみに、この本が刊行されたのは今から 9 年前。(1999 年)
読んでみると、あら不思議、現在の状況が見事に予測されています。
9 年前の予測、割と当たっていますよ。
一読しただけでは、算命学の計算方法や、
歴代の治世者の区切り方などがよく分かりませんが。
実際に、予測日から 9 年経って読んで「当っている」と思える予測って
なかなかないと思います。
例えば、本書が出た時点の日本の首相は小渕さんで
景気を良くしようとさまざまな政策がとられていましたが
その後の時代を
・個人的な魅力(人間性)を持つものがスター的な指導者となり、大衆の賛同を多く受ける。
・だが、指導者としての力量・魅力に欠け、国民が迷惑するような指導者も出やすい
・非常に先の読みにくい、混沌とした時代が続く。
・少なくとも対外的には平和を保つことができる。
・海外進出が活性化し、規制緩和が一挙に進む。
と予測しています。
割と当っていると思いませんか?
ただし、本書では、小渕さんの次の首相を「小沢一郎さん」と予測していたので
これは外れていますが・・・。
本書によりますと、現在の麻生総理はいろいろな問題の処理に迫られ
政治的にはひとつの時代を終わらせる方向へエネルギーが向けられるそうです。
今後は失業者が増大し、経済は疲弊、革命が起こりやすくなるんだとか。
ちなみに、アメリカでの現在のブッシュ政権におけるバブル崩壊も
予測されています。お見事です。
さらに、アメリカの次の大統領は、
「柔軟性を持った指導者で、重厚さは現れにくいが
実に動きの早い、要領の良い人」
であると書いてあります。
なんとなくオバマさんかな・・・という気が。
占いの本にしては、なかなかに興味深い一冊ですので
お奨めいたします。
できれば、2009 年からの予測本を
出していただけると、さらにおもしろそうだなーと思います。
2008-10-23 05:20
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