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40 歳からの免疫力がつく生き方 [活字中毒のトモ]


40歳からの免疫力がつく生き方 (静山社文庫)

40歳からの免疫力がつく生き方 (静山社文庫)

  • 作者: 安保 徹
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2009/10/06
  • メディア: 文庫


確か、骨盤ダイエットの本と一緒に買った本。
骨盤ダイエットのお話は、効果が分かったら別の機会にでも書くとして
まずは読了したこっちの本のまとめから。

自律神経免疫療法の権威、安保 徹さんの著書。
胸腺外分化 T 細胞を発見されたり、白血球の自律神経支配のメカニズムを解明されたり
現在の医学を根本から覆すような新しい発見を、いろいろとされている方のようです。

この方の文章の書き方は、少し癖があるので
まるで講演会を聞いているように、話があちこち跳んでいるような印象を受けます。
彼の頭の中には、どうやら話している内容よりもうんと複雑な理論が完成されていて
それを人にわかりやすく話す、というのが難しいようです。
医学的な専門知識がないに等しい私が読んでみると
「マクロファージ」とか「ミトコンドリア」とか
カタカナがたくさん出てくるだけで、もうお手上げです。
ですが、一応彼なりに、人にわかりやすく説明してくださっているので
マクロファージが私たち人間の生命上の主人公であり
臓器や組織を作り上げたのもマクロファージで、
異物が身体に侵入すれば、それを退治してくれるのもそうである、というのは分かりました。
ミトコンドリアについて言うと、酸素による燃焼で糖を分解してエネルギーを得る生命反応で
本来であれば 40 歳を過ぎる頃からの人間の身体を
コントロールしていく存在であるらしいです。

この「本来であれば」というのが曲者で
40 歳頃まではミトコンドリアではない、別の生命反応(解糖系というらしい)が
人間の身体をコントロールしているので
その切り替えが上手くいかないと、身体を壊すよ、ということらしいです。

さて、40 歳を過ぎると、ミトコンドリアと上手く付き合っていくのが
健康で長生きできる秘訣らしいのですが
そのためには「身体を温め、大いに笑う」のが大切だそうです。
ミトコンドリアは、低体温だと少なくなってしまい、
代わりにがん細胞が増えるのだそうです。
がん細胞は、低体温・低酸素のもとで何とか生きようとするための適応なんだとか。
それで人間が死んでしまうんじゃ、意味ないじゃんと思うのですが
人間が生きていられるかどうか、というのは生命反応にはあまり関係なくて
がん細胞になって生き続けていられるのであれば、
苛酷な環境に耐えて生命体を持続させられるので OK というところなんでしょうか。

この説が正しいとすれば、
風呂にあまり入らず、シャワーで済ませることが多く、
40 歳を過ぎてもゴハンをがんがん食べ
徹夜や出張の仕事が多い我が夫は、
早死コースをひた走っているようですが、実際のところどうなんでしょうか・・・?
検証するには、恐ろしすぎる話です。



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コメント 2

zu2

これは、たぶん、アレ系ですね。わかってて楽しんでらっしゃるんだと思うけど(^^;
by zu2 (2010-06-15 20:25) 

うしこ

>zu2 さん

わかってますかね。楽しんでいるなら、それでいいかww
by うしこ (2010-06-16 05:31) 

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