京都舞妓と芸妓の奥座敷 [活字中毒のトモ]
英語で芸妓に関する書籍を出版された経歴のある、相原 恭子さんの著書。
京都の花街の歴史や舞妓や芸妓独特の言葉などが
非常に細かく説明されているので
普段はほとんど体験することのできない舞妓ワールドを覗くことができます。
興味のある人にはかなりお奨めの 1 冊ですが
興味のない人には退屈な 1 冊です。
私は、「さゆり」に続いて本書を読んだので、
「さゆり」の日本語訳が
いかに原作と花街での世界に忠実に訳されているかが良く分かって
それなりに興味深かったです。
舞妓さんの生活って、踊りやら楽器やらの習い事と
四季折々の行事と、舞妓ならではの独特の言葉に囲まれていて
なんというか、実用一点張りの私の生活とは
まったくかけ離れた、別世界で暮らしていらっしゃるのだと思いました。
舞妓みたいな生活を自分もしてみたいか?と聞かれると
・・・多分したくない。
舞妓の生活に憧れもしないし、
おそらく花街には一生足を踏み入れることはないと思うので
なんでこんな本読むことになったかなあ、
Amazon って商売上手。
(この本、「さゆり」と一緒に Amazon で勧められて買いました)
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