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人生で必要なことは、すべて「ドラえもん」が教えてくれた。 [活字中毒のトモ]


人生で必要なことは、すべて「ドラえもん」が教えてくれた。 (文庫ぎんが堂 よ 1-1)

人生で必要なことは、すべて「ドラえもん」が教えてくれた。 (文庫ぎんが堂 よ 1-1)

  • 作者: 横山 泰行
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2009/07/30
  • メディア: 文庫


我が家の娘は「女版のび太くん」のような子供ですww
運動オンチで勉強も嫌い。YouTube とマンガが大好きなインドア派。
(あー、書いていて情けなくなってきた)
けれども、温厚で人のことを待つのが苦にならない、聞き上手ないいやつです。
・・・ね、のび太みたいでしょ。

でも、のび太くんて、今日びの世の中では生きていくのがかなり難しそうなので
ウチの娘って、このまま大きくなって
果たして本当に、ちゃんと生きていけるんだろうか・・・と
心配になって読んでみたのがこの本です。

のび太は野比家の中でもかなり悲惨な人生を歩むことになっている子供で
実際に、小学 4 年生の時点でもパッとしない生活を送り続けています。
テストを受ければ 5 回に 1 回は零点を取り、
野球に参加すれば打率は 0 割 1 分という記録を残しています。
ドラえもんやセワシくんによると、今後の人生も全然ダメで
彼の残した借金は子孫が 100 年かかっても返しきれないとか。
そんなダメダメなのび太の人生の軌道を、良い方に修正して
彼を勝ち組にするためのメンターがドラえもん、ということです。

本書によると、ドラえもんはかなり高度なコーチング能力を持つ
屈指のメンターだそうです。
ドラえもんが、上手にのび太のやる気や好奇心を引き出して
のび太が自ら進んで成長するような動機づけを行った例がたくさん紹介されており
すぐれたコーチング&ティーチングとはどういうものかが説明されています。
巻末には、「コーチ適正テスト」なるチェックリストもついていて
自分がコーチに向いているかどうかを判断することができます。

つまりこの本は、のび太がこんな世の中で生きていける秘訣が書いてあるのではなくて
この世の中にのび太を適応させるには、優れたコーチングが必要である
というのが結論です。


うーむ・・・てことは娘の場合、
私がドラえもんをやらなくてはいけないということ??



面倒くさ・・・親ってメンターなんかよりうんと責任十大ですねorz
果たして私は、娘に 100 年かかっても返しきれない借金を背負わせずに
楽しい人生を送れるように、彼女を導いてあげられるのでしょうか??
・・・ま、親だからね。なんとかしないとね・・・。



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たくたく

高校卒業の時、G先生が、
「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
っていう本を紹介してもらったことを思い出したよ。
僕は高校時代はぜんぜん本読まなかったことを後悔・・・

実は高校時代の男連中はみんなどらえもんおたくなんですよ

うちの子は不思議ないきもので、これからどうなるんだろ・・・
by たくたく (2010-06-25 19:32) 

うしこ

>たくたく

この本だね↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309461484/ushicossite-22/ref=nosim

G 先生、本なんか紹介してくれたんだ。よく覚えているね。
高校時代は、友達と遊ぶのに夢中で、本なんか読む暇なかったよねー。

息子くんは、まだまだ小さいから、可能性は∞だよ。
育っていく様子をずっと見続けると、楽しいはずよー。
by うしこ (2010-06-26 09:40) 

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