パネル1枚で遊ぶ太陽電池工作実例集

パネル1枚で遊ぶ太陽電池工作実例集―実体配線図付き (サイエンスシリーズ)

• 作者: 増永 清一
• 出版社/メーカー: パワー社
• 発売日: 1997/08
• メディア: 単行本

「TOKYO 0円ハウス 0円生活」で、ブルーシートの住人の鈴木さんが
交換後いらなくなった車のバッテリーを使って、住居の電気をまかなっていたり
別の隅田川の住人が、ソーラーパネルを使って電気を生産していたりするのを読んで
発電って、そんなに簡単にできるものなのかしら・・・と思ったところ
我が家にこんな本が眠っていました。
昔、太陽光発電に興味を持って、買ってみたのです。
でも、中を開くと、見たこともない部品ばかりが並んでいて、興味が持続しなかったので
本棚に眠ったままになっていました。

昔は、読んでもさっぱり意味が分かりませんでしたが
鈴木さんの暮らしぶりを読んだ後だと、あら不思議、
ソーラーパネルで車のバッテリーに電気を貯めて、
それを使用するための設計図がすっと頭に入ってきました。
昔は開いてすぐに「意味わかんない」と思いましたが、
案外分かりやすくて親切な本なのかも。
著者の増永さんには大変申し訳ないことをしました。
分かりにくかった原因は、どうやら自分の「バカの壁」にあったようです。

ですが、発電機をつないだモノが「庭園灯」や「ミニミニ電気スタンド」だと
ちょっと実用性がないかも。
あと太陽電池につなぐ機械の回路はたくさん載っていましたが
ソーラーパネルとバッテリーを外において、屋内で電気を使いたい場合
どのように配線したらいいのかが、ちょっと分かりませんでした。
それは自分で工夫しろってことかしら。

おもしろかったですが、ソーラーパネルは購入しないとダメなので
初期投資がかなり高そうです。
ちょっとやってみようかな、というにはハードルが高すぎだし
自由研究の題材にも、あまり向いていないと思います。

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コメント 4

すごいですね。いつ頃購入されていたのですか？
図書館のような書庫をイメージしてしまいました（笑）
by Sanchai (2012-08-01 09:02) 

太陽光発電をした電力を電力会社の電気料金よりも高い価格で電力会社に売電することができる。
その差額は電力会社が電気料金に上乗せする。
従って、太陽光発電をしていない人々が負担しなければならない。
その結果、普及すればするほど、貧しい人々はますます貧しくなる。
その上、国や自治体が税金を使って太陽光発電設備の設置に補助金を出している。
太陽光発電をしない人々はその税負担もしなければならない。
このような、貧乏人にしわ寄せがいくような制度は廃止してもらいたい。

by どじょう (2012-08-01 11:32) 

屋内で電気を使いたい機器が何か？が重要かな。太陽電池+バッテリーの組み合わせということは、発電した電気は12Vの直流になってるんだと思います。

12Vの直流で使える機器であれば、配線をずるずる引っ張ってきて直結すれば使えるでしょう。短絡事故対策としてヒューズを入れるとか、コネクタをでっちあげるとかは必要ですが。車のシガーライタープラグが12V直流ですので、それで使える機器ならOK。


12V以外でも直流駆動できる機器なら電圧変換すれば使えるはず。こんなのを見つけました↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17771307
ノートPCを12Vバッテリーで直接駆動させる非常用電源を作ってみた ‐ ニコニコ動画(原宿)


普通の機器(100V交流用)を使うなら、車用の変換機器を使う手もありますが、変換効率やバッテリーの持ちを考えるとあまり実用的ではないようなきがします。
by zu2 (2012-08-03 20:11) 

＞Sanchai さん

購入したのは 4,5 年前のようです。
手持ちの本は少なくしたいと思っていて、読んだら売るようにしているのですが、眠っている本も多くあります（爆）

＞どじょうさん

ご来訪＆コメントありがとうございます。

全家庭が発電できるようになれば、問題ないような気がします。
ホームレスもソーラーパネルを使うくらいなので、案外可能かも・・・？


＞zu2 さん

こんなのあるんですねww　ありがとうございます。興味深く観ました。
・・・てか、何故に屋外であんなことをww


by うしこ (2012-08-07 06:04)