SSブログ

自分の心も好きになりたい つれづれノート(24) [活字中毒のトモ]


自分の心も好きになりたい  つれづれノート(24) (角川文庫)

自分の心も好きになりたい つれづれノート(24) (角川文庫)

  • 作者: 銀色 夏生
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/09/25
  • メディア: 文庫


銀色 夏生さんの「つれづれノート」第 24 弾です。
私は「つれづれノート」の発売をいつも見逃していて、
ふと気づいたときには出版されて数カ月経っていることが多いです。
ずっと Amazon で買っているのに、そしてたぶんおすすめとしてメールで広告が
送られているはずなんですが・・・意外と広告を読んでいないようです。

第 23 弾 では体型のコントロールに熱心だった夏生さんですが
第 24 弾では、精神面でもいろいろ考えることが多いようで
ファンとのトークセッションなどを通じて、自分の考えを振り返ったり
まとめたりされておられるようです。
そのため、今回は読者の感想を掲載したページがやたら多くて
Amazon のカスタマーレビューでも、それを酷評するレビューが多くみられました。
本書を購入前に、それらのレビューを読んでいたので、
ファンからのメールはけっこうすっ飛ばして読みました。
確かに、ファンメールなんて、本の読者が読んでも面白くも何ともありません。
ただ夏生さんにとっては、ファンメールを本に掲載することも必要というか
それらを載せることで、自分の今の気持ちを整理したり、
自分で表現しようと思っていた気持ちをうまく代弁してくれる文章に出会ってすっきりしたり
されているのではないか・・・そういう印象を持ちました。
ファンメールが活力になっていることは確かなようなので、
たぶんそれは、彼女にとってはとても大切で必要なものなのです。
それを自分が販売する書籍に掲載してしまうところもひっくるめて、銀色 夏生という人であって
それを読んで酷評している人も、彼女の魅力にはまって動けない人の一部なのかも
と思いました。

今回、夏生さんの娘さんは成人式を迎え、新たな学校生活に飛び込んでいきます。
成人式の写真が掲載されていましたが、かんちゃんが小さな頃からずっと読んでいるので
感慨深かったです。あのかんちゃんがこんなに大きく・・・(知り合いでもないのに)
息子さんは、確かウチの娘と同級生のはずなので、今年受験生ですね。
次か、その次の号あたりで、受験でしょうかね。
2 人はどんどん大人になって、詩人のお母さんとの暮らしを余裕をもって楽しんでいます。
そういえば北 杜夫さんのお嬢さんである斎藤 由香さんも、お父様との関係が実に自然体でした。
(あ、本を読んだけれど、まだ感想を書いていないや)
子供の順応力って、本当にすごいと思います。

息抜きに、少しずつ文章を追っかけるのにお薦めです。
何も考えたくないときに読むと、良いと思います。
あんまり突っ込みとか入れるような本でないので。
「詩人」という肩書を除けば、普通のおばさんの生活が淡々と描かれているような感じです。








nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0