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ユダヤ式「天才」教育のレシピ [活字中毒のトモ]


「与える」より「引き出す」! ユダヤ式「天才」教育のレシピ (講談社プラスアルファ文庫)

「与える」より「引き出す」! ユダヤ式「天才」教育のレシピ (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: アンドリュー.J・サター
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/09/21
  • メディア: 文庫


以前、北野 幸伯さんが メルマガ でユダヤ人の教育について、
別の本を紹介されていた時に買った本です。
紹介されていた本はハードカバーの本だったので、
ちょっと興味を持った程度では買うのがもったいなかったので
似たようなタイトルの文庫を買ってみたのでした。
他の教育本 同様、書かれていることに感銘を受けなかったので
今まで感想を書かずに来たのですが、
もうこういう本を読むことはないだろうと思うので、備忘録として書いておきます。

著者はアンドリュー&ユキコ・サター。ご夫婦です。
ご主人のアンドリューさんがユダヤ人で、彼らが結婚する際
お互いをよく知っていき、それを家族にも伝えていくと
「大富豪が多い」とか「ユダヤ教を信じる人としか結婚できない」とか
ユダヤ人のステレオタイプがいろいろと崩壊したのですが、
「頭脳をとても大切にする」という事実だけは覆らなかったそうです。
頭脳を大切にするからと言って、必ずしもみんなが頭脳明晰になるわけではないのですが
長い迫害の歴史を経て、頭脳を一つの財産とみなし
それを家族の伝統として伝えてきたから、今のユダヤ人があるのだそうです。
そして、彼らの文化は、日本の文化にとても似ているのだそうです。
だからその気にさえなれば、良い教育を日本人の子どもに施すのはたやすい、
本書で書かれている天才教育の 7 つのレシピを試してみるだけで、それは可能になる
と書いてありました。
他の本同様、それが本当かどうかは、眉唾ものですが、
以下に 7 つのレシピを書いておきます。

レシピ 1: 本をあげよう!本でいっぱいの本棚を見せよう!
レシピ 2: 子どもを観察しよう!
レシピ 3: 見せる、体験させる、感動させる!
レシピ 4: 子どもをのびのび、優秀に育てる三つの言葉
「どう思う?」「よく思いついたね!」「いっしょに答えを探そう」
レシピ 5: 言葉と態度で「信じてるよ」を示そう!
レシピ 6: 「あなたがボス」であることを忘れずに!
レシピ 7: 時期が来たら、親離れさせよう!

確かに、このレシピの内容は、目新しいものは何もなく
我が家の娘に対する接し方そのものでした。
ユダヤ人と日本人の教育方針は、本当に似ているようです。
では何故、わが娘は優秀に育たなかったのか?謎です。
ですが興味を持ったことについては、自分でいろいろと調べて挑戦しているみたいなので
とりあえずいいのかな・・・。
レシピ通りに料理を作れば、とんでもないものが出来上がる可能性は少ないはずですが
教育のレシピ通りに子どもを育てても、お手本の通りにはならないようで。
もしかしたら、自分が「こう」と思っていることが、実はちょっとずれているのかもしれません。
確かにお料理が下手な人は、ありえない発想で食材や調味料を組み合わせますね。
教育も同じなのかも。
自分の子どもの教育に成功したと思われる人がこの本を読むと
どのような感想を持つのか、聞いてみたいです。






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ハマコウ

おはようございます
ユダヤの家庭教育も日本の家庭教育と似ているのですね
by ハマコウ (2014-02-27 04:38) 

うしこ

>ハマコウさん

コメントありがとうございます。
はい。似ているらしいです。

by うしこ (2014-02-27 05:30) 

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