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男が40を過ぎてなんとなく不調を感じ始めたら読む本 [ヘタレの健康]


男が40を過ぎてなんとなく不調を感じ始めたら読む本

男が40を過ぎてなんとなく不調を感じ始めたら読む本

  • 作者: 秋下雅弘
  • 出版社/メーカー: メディカルトリビューン
  • 発売日: 2012/08/09
  • メディア: 単行本


夫が「会社にいるのがつらい」と言って、心療内科を受診しました。
その様子を見て、てっきりうつだと思っていたのですが
診断の結果「男性更年期」であることが分かりました。
更年期・・・女性だけではなく、男性にも、このような時期があるというのは
認識してはいたのですが、この症状を大っぴらに語る知り合いがいなかったので
びっくりしました。更年期といえば、オカンが昔ヒステリックだったなあ・・・程度の記憶しか
ありませんでした。同じ家の中で、しょんぼりしている人が更年期
・・・年を取りましたね。

意外な診断だったので、本書を購入して読んでみました。
これを読むことで、夫から聞いた医者の診断内容がより深く理解でき
今後彼がどうなるか、ちょっとだけ予測が立ちました。

東京大学付属病院の准教授、秋下 雅弘さんが書いた本です。
男性ホルモンである「アンドロゲン」(男性ホルモンの総称。
具体的にはテストステロンや DHEA など)は、
加齢によって減少していきますが、ゆるやかに減少していれば更年期の症状(LOH 症候群)が
出ない場合もあるようです。
ところが強いストレスを感じると、ホルモン値が急激に下がってしまい
更年期の症状がより強く出てしまうそうです。

女性でも、更年期を無難に過ごす人と、そうでない人がいますから
男性もそりゃいろいろなパターンがあるということですね。
うつにしろ更年期にしろ、気分が沈んでいることには変わりがないのですが
治療法がきちんと見つかって、ちょっとホッとしました。
夫は 47 歳なので、そろそろワークバランスを見直して
ハードワークを避けるようにした方がよさそうです。
昔みたいに、60 歳になれば年金がもらえるというわけではなさそうなので
何か細々とできることを探さないと・・・面倒な時代になりましたね。

夫の場合、本書に書いてある通り、ホルモン療法(筋肉注射でホルモンを充填する)を受けて
少し症状が改善されましたが、この治療は効果が持続する期間があまり長くなく
効果が切れるとあっという間に、後ろ向きな気分が戻ってくるようです。
まあそのうち、ホルモン値が低い状態にも慣れて、穏やかに暮らせる日が来るとは思うのですが
そこに行きつくまでに、おそらく数年はかかるのではないかと。
数年後には、自分もそういう症状に見舞われるかもしれないですし
気楽に、気長に付き合っていけたらと思います。







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コメント 2

yu-papa

「気長に付き合っていく」と言う考え方は、その通りでしょう。
私の場合はうつになりましたが、
自分自身でそれを認める事が出来るまで、時間は掛かりました。
現在も治療継続中ですが、日常生活に支障はありません・・・
by yu-papa (2014-03-30 18:55) 

うしこ

>yu-papa さん

コメントありがとうございます。

自分自身が心と体の状態を認めるということが、いちばん大事なんでしょうね。それができないから、調子が悪い、ということですね。。
by うしこ (2014-03-31 05:06) 

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