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ひとり、風に吹かれるように つれづれノート(25) [活字中毒のトモ]


ひとり、風に吹かれるように―つれづれノート〈25〉 (角川文庫)

ひとり、風に吹かれるように―つれづれノート〈25〉 (角川文庫)

  • 作者: 銀色 夏生
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2014/03/25
  • メディア: 文庫


詩人、銀色 夏生さんの日常をつづった本。もう 25 冊目になりました。
夏生さんには私の娘と同級生の息子さん(サクくん)がいらっしゃるのですが
今回はサクくんが受験生の年(つまり去年)の日記で、
勉強しないサクくんを夏生さんが心配する毎日が描かれています。
成人した娘さん(カーカさん)が高校受験の時は、突然思い立って宮崎から東京へ引越して
その影響で受験校も全く変わったカーカさんは相当苦労したと思われるのですが
ものすごい勢いで転居したどさくさだったからか、
夏生さんはあまり不安に思っていらっしゃらなかったと記憶しています。
それなのに、サクくんのときはどうしてこうも、親が不安になって
子どもに「勉強したら」と言ったり、志望校を何度も考え直したりしているのか
子どもを 1 人しか持たない私にはよく分かりませんでした。
まあ、子供がいたらいる人数分、心配する内容も変わるということなんでしょうね。
日記は 2014 年の元旦で終わっているので、その後サクくんの受験がどうなったのか
読者も心配になりました。
それだけの理由で、次号がとても待ち遠しいです。
書籍にする前に、ブログとかで公開してくれないかしら。
でも、ブログを読んでしまったら、きっと書籍を買いませんね。商業ベース的にダメか。。

他には、ヘミシンクの合宿に出かけたときのことが書かれていて
ちょっとおもしろそうだなと思ったので、ヘミシンクに関する本をいくつか読んでみることにしました。

今回は、読者からの手紙の掲載がだいぶ減って、
夏生さんの気持ちがご自分の文章でつづられていたので、読みやすかったです。
あと、25 冊目にして初めて、つれづれノートを Kindle 版で読んでみたのですが
写真が紙の書籍より鮮やかに見えて、きれいでした。

何も考えたくないときに、ゆっくり読むのがお薦めです。
詩人の日常がつづられているだけなので、頭を使う必要がありません。




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