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マッサンが愛したリタの料理レシ​ピ [活字中毒のトモ]


マッサンが愛したリタの料理レシピ

マッサンが愛したリタの料理レシピ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
  • 発売日: 2015/03/19
  • メディア: 単行本


夫が「こんなんあるでー」と薦めてくれました。
レシピ本か・・・これまでの経験上、レシピ本は中を見ないで買うと後悔します。
ですので書店で実際に実物を手に取ってから買いました。

マッサンの孫である、竹鶴 孝太郎さんが編集した本です。
中を開いてみると、普通のレシピ本とはちょっと違うというか
エッセイや写真がたくさん入っていて、読み物としても楽しめます。
おばあちゃんの思い出を、レシピと一緒に本にまとめた・・・そんな感じの本です。

リタ夫人が作っていた「竹鶴家懐かしの味」は、味付けはシンプルですが
作るのに時間がかかる料理が多いようです。
ローストビーフって、肉につけるのは塩と胡椒だけなんですね。
ただし、大きな塊肉をオーブンで 40 分も焼かなくてはならず
グレービーソースもしっかり手作り。
ですがおいしいグレービーソースの作り方を今まで知らなかったので
この本の作り方を参考に、作ってみようと思いました。

さっそく、手羽元を買ってきて(本当は廃鶏なる鶏肉のぶつ切りを使うらしいのですが
こっちの方が手に入れやすい)「チキンブロス」を作ってみました。
出た出汁が、色々な料理のベースとなるスープになります。
グレービーソースを作るには、このスープが必要です。
リタ夫人はぐつぐつと鍋で数十分煮込んでいたとのことですが
面倒くさがりの私は迷わず圧力鍋を使用。
P_20150323_214546.jpg
だしをとった後の鶏も、美味しくいただきます。
本当は春先ではなくて、冬の寒いときに食べたい料理かも。
あっさりとしたチキンの素朴な味が家族に好評でした。
出がらしのような料理ですが、あっという間になくなりました。

P_20150324_063253.jpg
そしてチキンでとったスープを使ってグレービーソースを作る。
牛肉を 200g も使って作るソースなのに、これだけしか取れません。

sheperd.jpg
さらにはグレービーソースを利用してシェパード・パイを作る。
グレービーソースの出がらしも、一緒に入れてみました。
マッサンはラムがあまり好きではなかったので、リタ夫人は牛肉を使って
シェパード・パイを作ったようですが、私はラム大好きなので
迷わずラムを使いました。濃厚な肉の味が楽しめます。

なんとも色々な料理がつながっています。残ったものを別の料理に活かせる
無駄の少ない料理が多いようです。少ない材料で数種類の料理が作れるので
こういうお料理大好きです。

もうすぐマッサンも最終回を迎えるので、寂しい限りです。
リタ夫人のレシピを作るのを、しばらく趣味にして楽しみたいと思います。




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