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純白のウエディング [活字中毒のトモ]


純白のウエディング (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

純白のウエディング (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

  • 作者: ダイアナ パーマー
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2014/01/15
  • メディア: 新書



純白のウエディング (ハーレクインコミックス)

純白のウエディング (ハーレクインコミックス)

  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: Kindle版


コミックを読んでから、原作を読みました。
私は原作をお薦めします。

幼いころ両親を亡くし、叔母に引き取られていたナタリーでしたが
叔母が彼女を引き取ったのは、心臓を患う自分の身の回りの世話をさせるためでした。
その叔母もなくなった今、隣に住むキレイン家の人々は
ナタリーにとって家族同然です。中でも長男マッキンジー(マック)のことが大好きなのですが
彼は独身主義者で・・・。

こうやってあらすじを書いてみると、156 ページしかない薄い本なのに
内容が盛りだくさんで、ダイアナ・パーマーさんってお話を膨らませるのが上手な人だ
という印象を持ちました。それに、ヒロインのナタリーがかわいそうで
色々なシーンで思わず涙がこぼれます。特にマックの妹でナタリーの親友でもある
ヴィヴィアンのついた嘘のせいで、ナタリーが引っ越しを余儀なくされるところからは
どのページを読んでも涙が出てきて、通勤途中に読むことができなくなりました。
ダイアナ・パーマーさんの作品を他にも読んでみようかしら。

同時に、お話を削るのも上手だなと思いました。
おそらく私がこのお話を書いた場合、ナタリーを傷つけた少年をあぶりだして
社会的制裁を加えないことには気が済まないのですが
その辺をあっさり削るところあたり、さすがというか
ハーレクインロマンスってこういうふうに書くのだという参考になりました
(書かないけど)
主人公の恋の行方がメインのテーマで、背景はあくまで背景でしかないんですよね。
あまり細かいところにこだわって話を逸らさないほうがいいみたいです。

先ほども書きましたが、通勤途中に読むと涙が止まらなくなって大変なことになるので
家でゆっくり読むのがお薦めです。休日の友としてどうぞ。

純白のウエディング (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

純白のウエディング (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)

  • 作者: ダイアナ パーマー
  • 出版社/メーカー: ハーレクイン
  • 発売日: 2014/01/15
  • メディア: 新書




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