自分の時間 [活字中毒のトモ]
Amazon の Wishlist に入っていたのですが、今となってはどうして入れたのかも不明です。
送料を節約するために、なにかのついでに購入したのですが
読む意味あったかな・・・?
この本、実は古い本で、訳者によると 1908 年に雑誌に掲載され
1912 年に初版が発行され、1920 年に別の出版社から再版されたそうです。
そう、100 年以上も前に書かれた本なのです。
「一定の収入でいかに暮らすか」という本はたくさん出ているのに
どうして「一定の時間でいかに暮らすか」という本は出ていないのか、
疑問に思った作者が、この本を書いたらしいです。
この本で作者のアーノルド・ベネット氏(イギリスを代表する作家だそうです)は
「朝起きると、誰の財布にもまっさらな 24 時間が入っている」として
この 24 時間を有意義に過ごす方法を提案しています。
この「朝起きるとまっさらな 24 時間が財布に入っている」という考え方は好きで
毎日給料日みたいで楽しいと思いました。
ただ読み進めていくと「早起きしろ」とか「週 3 回、夜 90 分を自分に投資しろ」とか
割と普通のことが書いてあります。
この本を読んでも、私の生活が改善される要素はほとんどありませんでした。
だって、書かれていることはほぼ全て、実行しているのですもの。
またベネット氏は読書の友として詩集を進めていますが、
詩集、そんなに面白いか?読んでみたらまた違った感想が出るかもしれません。
読んでみるか・・・興味ないけど。
というわけで、自分で時間をきちんと管理できている人には
まったく無駄な 1 冊です。
怠惰な人が読んだ場合、この人の言っていることをきちんと理解できるかどうか疑問。
つまり、どちらのタイプの人にもお勧めできない本です。
タグ:自分の時間 アーノルド ベネット
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