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ホモ無職、家を買う [活字中毒のトモ]


ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)

ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)

  • 作者: サムソン高橋
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2017/12/08
  • メディア: コミック


FP の勉強をしているところなのですが、住宅ローンの話が出てきたときに
自分の年収だとどの程度の金額の家が買えるのか、
ちょっとシミュレーションしてみたところ、
金融機関から大した金額は借りられないことが判明しました。
こんなに年収が低い人で、家を買った人ってどれくらいいるんだろうか
と思ってそれらしい本を探してみたところ、この本に出会いました。
ホモの部分はどうでもいいけれど、無職でどうやって家を買えるのか
興味があったのです。

読んでみると、著者のサムソン高橋さんは、無職になる前にいくらか貯金をしていました。
まず、ホモ雑誌編集者兼ホモ AV 監督として働いていたころに
1,400 万円を貯め、ライターとして独立してからは
本業の収入はわずかですが、他の仕事を掛け持ちして食いつなぎ
家を購入する前も貯金は 900 万円残っていたそうです。
そして某日、駅から徒歩 5 分の場所にある築 40 年の物件を 800 万円で購入。
支払いは現金だったそうです。
やっぱり現金っていざという時に強いということがよく分かりました。
私も頑張ってお金貯めないと。

あと彼が土建屋さんでバイトをしていたことも、
古い家を購入するのに有利な要素だったと思います。
雨漏りの修理とか、壁の塗り直しとかを自分でできると、
業者にお金を払わなくて済むので、コストパフォーマンスが高いです。
「お金がなくても XX できる」系の本を読むといつも思いますが
要は、お金を払って解決していることを、自分でできる実力があるか
無料でやってくれる人が身近にいるという人脈に恵まれていると、
世の中を気安く渡っていけるようです。

あとは高橋家のお母様が、お父様が亡くなってからはっちゃけた話が面白かったです。
はっちゃけてしまった方だし、お金の使い方はおかしいのですが
「俺ホモだし」とカミングアウトした息子に対して
「そんなことどうでもいいから働け」というツッコミを入れるところあたり
かなり肝が据わっていて楽しい方だと思いました。
そうじゃないと、人生を楽しめないんですよね、きっと。



ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)

ホモ無職、家を買う (リュエルコミックス)

  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2017/12/08
  • メディア: Kindle版



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