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チャールズとカミラ―「本当に好きな人は誰か」を発見した愛の物語 [活字中毒のトモ]

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*読み応え  70点
*コストパフォーマンス  40点

こういう本は、図書館が近くにあれば、借りて読むはずの本なのですが、
自宅近辺に大きな図書館がないので、購入する羽目に。 ( ノД`)
出版されてからしばらく経った本だから、Amazon でも高値で買い手はつかないだろうな・・・。
うぅ、散財。
(そこまで文句いうなら買うな?)

この本に書かれたことが真実だったとして・・・。

生まれながらのプリンスは、義務感から、美しく家柄も良く、若いお嬢様と結婚した。
けれども、別れたはずの元カノをどうしても忘れられなかった。
そこで、国王となる男に愛人の 1 人や 2 人いてもいいじゃないかと開き直った。
昔は王に愛人なんてたくさんいたしね。俺にもいたっていいじゃないか、と。

プリンスの恋人は、家柄があまり良くなく、外見も魅力的とは言いがたかったので、
プリンスと結婚するつもりはさらさらなかった。
また自身の曾祖母も当時の国王の愛人だったこともあり
自分も愛人で十分だった。
だけど、「愛人」という存在がどれほど「妻」を苦しめているか、まったく考えていなかった。

プリンスの妻となった女性は、家柄が良く美貌に恵まれていて、
「女王になりたい」という野心があった。
プリンスには長年の恋人がいるのは分かっていたが、どうしても「女王」になりたかった。
それなら野心だけで結婚しておけばよかったものの、結婚したからにはやっぱり夫に愛されたい。
けれども夫は結婚当初から愛人に夢中。
おかげで精神を病むことに。

さあ、一番バカなのは誰?

この 3 人、100 年昔に生まれるべきだったのかもね。

きょうび、健康な精神の持ち主であれば

好きで好きで忘れられない女がいるのに別の女と結婚したりしないし
「私は常に 2 番目の女でいいの」と言わないし
結婚相手にもれなく愛人がついてくるなんてまっぴらごめんだろう。

そういう、精神的な安らぎを一切無視して結婚したから難しいことになったのではないだろうか。
破綻して当然、というべきか。
「結婚」という制度がなかったら、3 人で良い関係が成立したかもね。


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