痔と上手につきあう本 [ヘタレの健康]
また痔の本かいっ!と思われるかもしれませんが
興味を持った分野の本は続けて複数読むクセがありますので
お付き合いください。
本書は「痔の名医」として知られる(と著者紹介の欄に書いてありました)
岩垂 純一医師の著書です。
この本にも、痔になる人は意外と多いし、
なるかならないかは本当に紙一重で、誰でもその可能性はあるので
気軽に肛門科を受診して欲しいと書いてあります。
そして、手術をしようが何をしようが痔は「完治」するものではないので
気長に上手に付き合っていくことが大事だそうですよ。
便秘や下痢を解消する生活の仕方や
お尻のケアの方法、
手術を受ける場合のスケジュールなどが詳しく書かれています。
文章も分かりやすいと思います。
本書では面白い商品が紹介されていました。
外出先に持っていける、ポータブルウォシュレットです。
National ハンディシャワレ 携帯用洗浄器 ハンディシャワレ 青 CH785-A
- 出版社/メーカー: パナソニック
- メディア: ホーム&キッチン
TOTO トラベルウォシュレット 携帯用おしり洗浄器 ブルー YEW300#B
- 出版社/メーカー: TOTO
- メディア: ホーム&キッチン
こういうやつ。
Amazon のカスタマーレビューを読むと
海外出張の友とか、賃貸住宅でウォシュレットをトイレにつけられない人たちが
絶賛していらっしゃいます。
今までこんな商品があるということ自体知りませんでした。
そこまでしてお尻を洗うのって大事なのか・・・
イマイチ、ピンときませんが、大事なものらしいです。
さらに、この先生、極論として
「そもそも後始末が十分に出来ない場所で排便をするという、
生活のリズムを作ってしまっていること自体が間違い」
と言い切っています。厳しい・・・。
排便ってそこまでコントロールできるものなんですかね。
少なくとも私は、37 年間 1 日たりとてコントロールできたことはありませんけど。
挿絵もたくさん入っているので、分かりやすいではあります。
さらっと短時間で知識を得たい人にお奨めです。
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