SSブログ

世界で戦える自分をつくる5つの才能 [活字中毒のトモ]


世界で戦える自分をつくる5つの才能

世界で戦える自分をつくる5つの才能

  • 作者: 午堂 登紀雄
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


最近は、世界がどんどん小さくなって、
世界の果てまでお客さんを探しに行かないと儲からなくなっていることは分かりました。
そして、仕事の質にしても、賃金の安い国に頼んだ方が儲かるので
「とりあえず分かればいい」「使えればいい」レベルで妥協しなくてはならず
逆に質の高い仕事を提供しようとしても、
コストがかかりすぎるから要らないと言われる時代なのだ、というのも分かりました。
そういう時代の中で、私あと 30 年どうやって食いつないでいったらいいのかしら・・・?
その答えがどうしても出ません。
そんなときに、その答えをくれそうなタイトルの本が見つかったので、買って読んでみました。

本書には、世界中を舞台にして、世界中の人たちと競い合わないといけない時代の場合
次のようなスキルが大切だと書いてあります。

1. 戦略を描く才能
2. 情報を読み見抜く才能
3. スキルを高める才能
4. 仕組みをつくる才能
5. ブレイクスルーを起こす才能

今列挙してみて思いましたが、なんだか抽象的ですね。
これだけで何かをひらめくことができる人は、本なんて読まなくても
間違いなくこの後世界で活躍できる人です。

1. 戦略を描く才能
まず戦略ですが、この時代がどんな時代であるのかを読み解いて、
自分ひとりでも生きていけるようなスキルを身につけることが大事だと書いてあります。
誰にも代わりがいない「この仕事ならあなたにお任せしたい」と人にいわせる技術を
身につけるのが大切だそうです。
「これは自分にしか思いつかないだろう」「これは他の人は気付かないだろう」
と思える要素を常に意識しながら、仕事をするといいと書いてあります。

2. 情報を読み見抜く才能
次に来るのがどのような時代なのか、
今見えないところで起きているバブルに気付けるか
情報を丹念に読み解く力が必要となります。

3. スキルを高める才能
スキルを高めるのに才能も何もないじゃないか・・・と思いますが
「こんなことやってみたらどうかな」と思ったら、それ以上頭で考えずに
とにかくやる!のが大事なようです。
「でもこういう失敗例があったよな・・・」とか「儲からなかったらどうしよう」とか
考えて、二の足を踏むのが一番良くないとか。そりゃそうですよね。
また、得た技術を人に教えることによって、さらにそれが磨かれると書いてあります。

4. 仕組みをつくる才能
この辺になってくると、だんだん難しくなってきます。
自分の立ち位置を理解して、そこからリピート収入を得るための仕組みを考える。
そしてだんだん、自分が働かなくても、お金がお金を稼いできてくれるような仕組みに変えていく
自分ならではの錬金術を確立させるのが大切なようです。
自分ならではの錬金術・・・なんだろう??

5. ブレイクスルーを起こす才能
仕組みをつくって、色々なことに首を突っ込んで頑張って仕事をしてきたなら
それがいつかブレイクスルーのきっかけとなることがあります。
そうなるために、いつでも全力投球で、他薦される人になるような仕事をしろ
と書いてありますが・・・正直めちゃ難しいと思いました。

このように、世界で戦える、というよりは
どの業界でも仕事が出来るようになるための、心の持ち方、仕事の仕方
が説明されていると思ったほうがいいかも・・・?
あと、各章には、そのスキルを磨くために読むといい本が
それぞれ数冊ずつ紹介されていますので、枝葉を広げて読んでみるのもいいかもしれません。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0