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ダメな上司をうまくかわす8つの方法 [活字中毒のトモ]


ダメな上司をうまくかわす8つの方法 (Nanaブックス)

ダメな上司をうまくかわす8つの方法 (Nanaブックス)

  • 作者: 城所奈乃子
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2011/01/22
  • メディア: 単行本


変な上司をやり過ごすためにはどうしたらいいか悩んで、本を買いあさったとき
読みきれずに本棚の肥やしとなっていた本です。
久しぶりに本を読み始めたら、こんな本?とも思いますが
会社でちょうどリーダーシップの強化が叫ばれているので、読んでみました。


著者は城所 奈乃子さん。
マーケティング、メディアのプランニング会社「desk M」の代表取締役だそうです。
本のカバーに書かれている著者略歴を見るまで、著者は男性だと信じ込んでいました。
著者名見りゃ、女性であると分かりそうなんですけどね。
文章から何となく、男性を想像していました。

「8 つの方法」とタイトルにあるとおり、ダメな上司のタイプを次の 8 つに分け
それぞれについて具体的な例を挙げた後で、彼らをうまくかわす方法が提示されています。

1. ハリボテ上司
2. 目立ちたがり屋オレオレ上司
3. 社内評論家上司
4. 丸投げ上司
5. お役人的上司
6. 精神論至上主義上司
7. 自由奔放・アイデア信奉上司
8. 社内いじめ上司

どれも「こんな人の下では働きたくない」と思わせられる、嫌な上司ばかりです。
そして、彼らをやり過ごす方法を読んでみると
「わかっていても、いちいち確認」とか「データや調査結果など具体的な数字を並べる」など
かなりエネルギーを使わなくてはいけない案が出てきます。
これを、自分のスキルを高めるための修行だと思ってがんばるか
エネルギーの無駄と上司ごと切り捨てるか・・・私は後者を選びがちなので
当然上司受けが良くないです。
上司ごと切り捨てるために会社を替わったこともあります。
同じ会社で長く働きたいと思ったら、そうではいけないので
上司をやりすごすためにエネルギーを使わなくてはいけないのですが
なかなか難しいです。

さて私の話になりますが、苦手な上司とどう折り合いをつけるか悩んで
本をたくさん読んでいるうちに、状況が変わり、最近なんと直属の上司が変わりました。
現在の上司は、長いこと同じチームで働いていた同僚で、
チームメンバーに対して変な評価をする人ではありません。
この人事異動によって、私の心の平穏が戻ってきました。
これって「時が解決してくれる」というものに当てはまるのでしょうか。
積極的に動いたわけではないけれど、問題が解決される、ということがあるんですね。


ダメな上司をうまくかわす8つの方法 (Nanaブックス)

ダメな上司をうまくかわす8つの方法 (Nanaブックス)

  • 作者: 城所奈乃子
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2011/01/22
  • メディア: 単行本



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コメント 2

Sanchai

黙って嵐が通り過ぎるのを待つというのも解決策ということでしょうか(笑)。
私はさしずめ「自由奔放・アイデア信奉」で、しかもそれを「部下に丸投げ」するハイブリッドな上司だと思ってしまいました。
by Sanchai (2016-10-27 10:39) 

うしこ

>Sanchai さん

はい、それなりの規模の会社であれば、一生同じ上司の下で働くことはないので「嵐が通り過ぎるのを待つ」という解決策はアリです。

アイデアを重視して部下に丸投げしても、きちんと見守って、責任を取ってくれるなら、良い上司と思います。
by うしこ (2016-10-30 13:27) 

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