ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1 [宅地建物取引士]
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))
- 出版社/メーカー: ノベル時代社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: Kindle版
もともと都市計画法の勉強をしていて、どうしても内容を理解できなくて
なにか良い本はないかと思って探しているうちに、検索されたのがこの本です。
権利関係だけでなく、宅建業法や法令上の制限、その他の項目も全部含めて
全部合わせて 8 冊の本が出ています。
いずれも Kindle Unlimited でダウンロードできたので、8 冊すべて読んでみました。
で、1 冊目がこの権利関係。
私は都市計画法のところを読みたいと思って「法令上の制限1」から読み始めたのですが
お話をきちんと理解したいと思ったら、やっぱりこの「権利関係1」から読むのがお薦めです。
著者の大滝 七夕さんは、法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、
卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、
法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビューされたという経歴をお持ちのようです。
(大滝七夕公式ブログ より)
大滝さんの説明によると、今持っている宅建のテキストと併用して読むと
内容の理解に役立つそうです。
読んでみると、確かにその通りで、このシリーズを読んでいる間
私はこちらのテキストを併用していました。
このテキスト、3 冊に分けて抜き取れるので、持ち運びに便利なのです。
主人公の宅本 建太郎は、元アイドルで恋人の司法書士、桜咲 胡桃が経営する司法書士事務所で
補助者として働いています。
こんなヒモみたいな冴えない男に、胡桃のようなできる女がどうして・・・?
というツッコミは置いておいて、そんな冴えない健太郎のもとに
彼の伯父さんが亡くなったというニュースが飛び込んできます。
健太郎の伯父さんは、不動産王と呼ばれた宅本 健一氏。
健太郎は、健一氏の莫大な遺産を受け継ぐことになり、
健一氏が経営していた不動産会社宅本・オーガナイゼーションの
会長兼社長の座に就くことになります。
最初から読んでみて思いましたが、この本面白いです。
宅建の話なのに、スムーズに頭に入ってきます。
お話の進め方が、とにかく上手です。
相続の話から始まって、あっという間に代理や委任、意思表示・・・流れるように
宅建試験の出題範囲に沿って進んでいきます。
また、テキストを読んだだけでは「なんでこうなるんだ?」と疑問に思うようなところに
具体的な例がついて、分かりやすい解説がされています。
この解説を探すのが大変だったんです。とても有難いです。
「シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付く」
と書いてありましたが本当か・・・?
それは私の日曜の試験の出来がすべて証明してくれます。とほほ。
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))
- 出版社/メーカー: ノベル時代社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: Kindle版
コメント 0