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ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1 [宅地建物取引士]




もともと都市計画法の勉強をしていて、どうしても内容を理解できなくて
なにか良い本はないかと思って探しているうちに、検索されたのがこの本です。
権利関係だけでなく、宅建業法や法令上の制限、その他の項目も全部含めて
全部合わせて 8 冊の本が出ています。
いずれも Kindle Unlimited でダウンロードできたので、8 冊すべて読んでみました。
で、1 冊目がこの権利関係。
私は都市計画法のところを読みたいと思って「法令上の制限1」から読み始めたのですが
お話をきちんと理解したいと思ったら、やっぱりこの「権利関係1」から読むのがお薦めです。

著者の大滝 七夕さんは、法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、
卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、
法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビューされたという経歴をお持ちのようです。
大滝七夕公式ブログ より)

大滝さんの説明によると、今持っている宅建のテキストと併用して読むと
内容の理解に役立つそうです。
読んでみると、確かにその通りで、このシリーズを読んでいる間
私はこちらのテキストを併用していました。
このテキスト、3 冊に分けて抜き取れるので、持ち運びに便利なのです。

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2017年度

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2017年度

  • 作者: 滝澤 ななみ
  • 出版社/メーカー: TAC出版
  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



主人公の宅本 建太郎は、元アイドルで恋人の司法書士、桜咲 胡桃が経営する司法書士事務所で
補助者として働いています。
こんなヒモみたいな冴えない男に、胡桃のようなできる女がどうして・・・?
というツッコミは置いておいて、そんな冴えない健太郎のもとに
彼の伯父さんが亡くなったというニュースが飛び込んできます。
健太郎の伯父さんは、不動産王と呼ばれた宅本 健一氏。
健太郎は、健一氏の莫大な遺産を受け継ぐことになり、
健一氏が経営していた不動産会社宅本・オーガナイゼーションの
会長兼社長の座に就くことになります。

最初から読んでみて思いましたが、この本面白いです。
宅建の話なのに、スムーズに頭に入ってきます。
お話の進め方が、とにかく上手です。
相続の話から始まって、あっという間に代理や委任、意思表示・・・流れるように
宅建試験の出題範囲に沿って進んでいきます。
また、テキストを読んだだけでは「なんでこうなるんだ?」と疑問に思うようなところに
具体的な例がついて、分かりやすい解説がされています。
この解説を探すのが大変だったんです。とても有難いです。

「シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付く」
と書いてありましたが本当か・・・?
それは私の日曜の試験の出来がすべて証明してくれます。とほほ。




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