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内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術 [活字中毒のトモ]


内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術 (ハフポストブックス)

内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術 (ハフポストブックス)

  • 作者: 竹下隆一郎
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2019/04/20
  • メディア: Kindle版


ハフポスト日本版 の編集長、竹下 隆一郎さんの著書。
ハフポストブックスなので、宣伝も兼ねているんでしょうね。

竹下さんは「生まれてからずっと、極度の人嫌い」だそうです。
その例として、親友の結婚式ですら、スーツを着ていくのが嫌で
(スーツを着ると、たくさんの人と会って話をしなくてはいけないから)
T シャツとチノパン姿で結婚式会場のロビーまで行き、
結婚式が終わって式場から出てきた親友に、ロビーでお祝いを伝えたという
エピソードが書かれていました。

だけど、手当たり次第にだれとでも友だちになるような「人脈モンスター」にならなくても
ピンポイントで大事な少人数の人とつながっていれば、仕事はうまくいくそうです。
内向的でも大丈夫だから、気の合う、心から好きな人とつながって
やりたいことをやろう、というのが本書の主旨です。

内向的な私がこの本を読んで思ったのは
「内向的と一言で言っても、色々な人がいるのだな」ということでした。
私も、参加すると約束した飲み会に、行きたくなくなることはしょっちゅうですが
すっぽかしたりはしません。ましてや友人の結婚式ともなれば
「行く」と返事をしたなら行きますって。
ドレスアップしても、近くの席にはたいてい気心の知れた友人がいて
おしゃべりしながら美味しいご飯を食べられるので。

それに竹下さんは、人とのつながりを十分に大切にしていらっしゃって
できれば引きこもっていたいと願う私とは、
人付き合いのスタンスがかなり違います。
というか、これだけ人とつながれたなら、それはもう「極度の人嫌い」ではなく
普通に、良い人たちと一緒にいいものを作り出すビジネスマンだと思います。
自称「内向的な人」が全員同じ傾向があるとは限らないということが
よく分かりました。

自分に合う人、好きな人を見極めるために、キラークエスチョンを準備したり
一緒に散歩するのが有効である、という意見は面白かったです。
今までこんなことを考えて、会話中に質問をしたことがありませんでした。
一緒に並んで歩くと、色々なことが分かるというのは、確かにその通りで
酔っぱらって店をはしごするために歩いている間でも
その人の性格はよく分かるのですが、そのときに居心地のいい人と
一緒に仕事をしようという発想は全くなかったです。
気の合う人って、こんなふうに見つけることができるんですね。
大変参考になりました。



内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術 (ハフポストブックス)

内向的な人のためのスタンフォード流 ピンポイント人脈術 (ハフポストブックス)

  • 作者: 竹下隆一郎
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2019/04/20
  • メディア: Kindle版



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