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ダンボールでコンポストを作ろう [ショボい家庭菜園]

私が主婦力(特に掃除能力)の低い女であることは、
このブログにもちょくちょく書いているかと思いますが、
さらに恥を忍んで事実を打ち明けますと、
私は、冷蔵庫内の食材を上手に使い切ることもできません。
毎週、食べ残しや使い切れなかった食材の存在をすっかり忘れてしまうので
後で得体の知れない有機物を冷蔵庫から発見することがよくあります(^^;

それらを毎週、生ごみとして捨てると、結構な量になるのです。
食材を使い切れない罪滅ぼしに、せめてもと思って
自宅でコンポストを作ってみることにしました。

コンポストというと、ミミズや菌体を使った「コンポスト容器」がたくさん売られていますが
どれも結構な値段がするので、
今回は、手軽にできそうな「ダンボールを使ったコンポスト作り」に挑戦してみることにしました。

まずは、Web から情報を集めます。
こんなところあんなところ から
情報をいただきました。

リンク先を読むと、ミミズも菌体も必要ないので、とても簡単そうです。
さっそく、近所のホームセンターへ行き、ピートモスともみがらくん炭を購入しました。
ついでに、ダンボールを乗せるための金網とレンガも購入しました。
ピートモス(20 リットル)、もみがらくん炭(7 リットル)、金網(30 x 40 cm)、レンガ(2 個)で
合計 2,000 円くらいかかりました。
初期投資としては、まあ、お手ごろな価格だと思います。

そして、自宅にちょうど余っていたダンボールを使って、ふた付の箱を作成しました。

TS3B0429.JPG
自宅に余っていた箱はネットプライスの箱(<そんなことはどうでもいい)
底面の大きさは、25 x 35 cm くらい。
最初は、それほど大きくない箱でスタートです。

レンガの上に乗せた金網に、この箱を乗せると、こんな感じです。

TS3B0430.JPG

次に箱の中に、ピートモスともみがらくん炭を 3:2 の割合で入れ、かき混ぜます。
そして、その中に、冷蔵庫に貯蔵していた得体の知れない有機物を投入しました。

TS3B0431.JPG
こんなにたくさんの、食べられない食材が(^^;
使い切れなくてごめんなさい。

中身は、恐ろしいので、見ないほうがいいですが
カビの生えたソーセージや
食べ残して 3 日以上経過したゴーヤーのおひたしなんかを入れました。
そして、ダンボールの中身を毎朝かきまぜました。
たまに、翌朝ふたを開けるとピーとモスの表面にカビがわいていることもありましたが
リンク先の情報を読むと、カビは好気性菌で無害だとのこと。
気にせず、放置しておきました。
始めてから 2、3 日は、臭いと小バエが若干気になりましたが、
1 週間もすると、臭いもほとんどなくなり、ハエも来なくなりました。
最初は分解能力が低くて、食べ残しが何日も残っていましたが
この頃には、1 日分の残飯をその日のうちにきちんと分解してくれるようになりました。

1 週間経過した、ダンボールの中身はこんなかんじです。

TS3B0433.JPG

ちょうど野菜くずを入れてかき混ぜた後なので、何も見えません。

沖縄は現在、毎日最高気温が 32 ℃まで上がるため
生ごみの醗酵には最適の環境のようです。
特に努力しなくても、ダンボールの中身がすぐに醗酵を始め、
残飯を分解してくれるようになりました。

私は普段、100 均で売られている「水につけると増える土」をプランターに入れて
肥料として野菜くずをそのまま投入して家庭菜園を楽しんでいるのですが
ピートモス&もみがらくん炭に野菜くずを入れるほうが
野菜の分解スピードが断然速いようです。

さて、このまま長期間このダンボールを使い続けてよい肥料を作り
プランターで美味しい野菜を育てることが出来るでしょうか?
乞うご期待。


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コメント 2

zu2

ある年代以上の人にとっては、冷蔵庫は「モノを腐るまでとって置く場所」なんですよね。

コンポスト、放置するのだけが危険。
by zu2 (2009-07-31 01:41) 

うしこ

>zu2 さん

コメントありがとうございます。

コンポスト、今のところ放置せずに、毎日かき混ぜています。
蛆虫にも手伝ってもらって、いー感じの肥料が出来つつあります。
でもそうか・・・冷蔵庫の食材も放置していたくらいですから・・・。
コンポストも危ないかもしれませんねぇ。
by うしこ (2009-07-31 05:28) 

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