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韓国人による恥韓論 [活字中毒のトモ]


韓国人による恥韓論 (扶桑社新書)

韓国人による恥韓論 (扶桑社新書)

  • 作者: シンシアリー
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2014/05/01
  • メディア: 新書


北野 幸伯さんのメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」で紹介されていた本です。
ご紹介いただくまで、シンシアリーさんのブログ を読んだことがなかったので
今回書籍を読むことができて、良かったと思いました。
書籍って、新規の読者を開拓するために有効ですね。

さて、著者のシンシアリーさんは、韓国在住(もちろん国籍も韓国)の歯科医だそうです。
日本の統治下で育ったお母様から日本語を教わり
子どものころから日本のアニメや漫画に親しんだことから、
日本語の読み書きができるようになったそうです。
そんな彼が、自分の暮らす国である韓国を見て
「これはおかしいんじゃないの?」という意見を、ブログを通じて発信しています。
ですがこういったことは、日本語で、日本のブログツールを使ってしか発信できないみたいです。
まあ、そうですよね。日本人が似たようなこと、日本語のブログを作ってやったとしても
「じゃあ別の国へ移住すれば?」と言われて炎上するでしょうから。
シンシアリーさんは、そこらへんのことをよく分かっていらっしゃって
絶妙なバランスをとりながら、ブログを書いていらっしゃいます。

これを読んでびっくりしたのが「韓国の起源は反日」という事実でした。
大韓民国って、反日がベースになってできた国だったのですね。
まあそれまで、日本の統治下にあったわけですから、そこから脱却というか
それまでとは違う国を作ろうという意志があってそうなったのだと思うのですが
ベースが反日になってしまっているというなら・・・大韓民国という国が存続する限り
日本と韓国が仲良くする、なんてことはあり得ないということが、よく分かりました。
もうこの 2 国がケンカしない状況を想像なんてしないほうが良いようです。
あの国に何かあっても、助けるだけ損。そんな気がします。

その事実を除けば、高齢者の年金問題とか、若年者の失業問題など
どちらも似たような問題を抱えているように見えるので、もっと仲良くすれば
お互いのノウハウを共有できるのではないかと思ったのですが・・・そういうことはなさそうです。
近い場所にある国なのに、残念なことです。

読みやすい日本語で書かれているので、苦労なく読めます。
興味がおありの方に、一読をお薦めします。
シンシアリーさんのブログ は無料で読めますので、こちらもお薦めです。







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