まんがで身につく孫子の兵法 [活字中毒のトモ]
まんがで身につく 孫子の兵法 ((Business Comic Series))
- 作者: 長尾一洋(著)、久米礼華(まんが)
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
漫画なので分かりやすいかと思ったのですが、意外と分かりませんでした。
漫画ではなく読みやすい文章で理解するのが一番、というのが結論です。
米倉 舞はブラック企業を退職し、地元に戻り
オクダ食糧というお米屋さんに転職しました。
仕事は相変わらず大変ですが、社内の掃除を担当するおばあちゃんがいて
舞に孫子の兵法を教えながら、ピンチを切り抜けるコツを教えてくれます。
あっという間に読めるのですが、
孫子を現代版に合わせたとは思えないシーンが多くて
本当に孫子の教えの原題アレンジ版なのかどうか、よく分かりませんでした。
しかも漫画の途中でおばあちゃんが孫子の兵法をつぶやくのですが
漫画の途中で漢文が出てくると、かえって分かりにくくて
兵法の中身が全く頭に入ってきません。
とにかく、心を穏やかに保って、敵をしっかり観察し
自社にしかできないことを見つけて、そこに特化した商品を作って
会社の存続を図るというお話でした。
これは本当に孫子の教えに従ったサクセス・ストーリーなんでしょうか。
普通に経済学的に考えても、同じ答えが出るんじゃないかしら。
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