人生を変える勇気: アルフレッド・アドラーの人生と回想録 [活字中毒のトモ]
Kindle Unlimited で読みました。全部で 82 ページの薄い本です。
私は「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」を読んでいないのですが
この本のエピローグに書かれている
「人生にはそのままで意味があるというよりも
人生を意味のあるものにする努力をすることに意味がある」
という文章に心をわしづかみにされました。
ああ、こういう考え方っていいかも。これから生きていくのが少し楽しくなったかも。
そう思いました。
本の著者を見ると Alfred Adler’s family とアルフレッド・アドラーの共著となっていまして
アドラーに縁のあった人たち(子供たちはもちろん、教え子や知人なども)が
「アドラーってこんな人」というのを短い文章で語ったものを集めた内容となっています。
読んでみると、アドラーの人となりが垣間見えて面白かったです。
150 年近く前に生まれた人なのに、男女平等を重んじる態度や
子どもも 1 個人として尊重する様子などが、私が目指したい姿勢そのもので
アドラーが生きていたら、個人心理学の講義を受けてみたいと思いました。
また巻頭にはアドラーの生涯をまとめた章があり、
アドラーの生い立ちやアドラー家の家族構成が分かりやすく書かれています。
これ 1 冊読めば、アドラーのことをかなり理解できる気がします。
Kindle Unlimited には、他にもアドラーのコンテンツがあいくつかあるので
気が向いたときに読んでみようと思います。
ただしどれもページ数が薄いので、書評を書くとしたら数冊分まとめたほうがいいか考え中。。
タグ:人生 アルフレッド・アドラー
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