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どのマンション管理組合も陥る管理会社頼みの7つの失敗とその回避策 [活字中毒のトモ]



賃貸住宅に住んでいる私は、マンションの管理には特に興味がないのですが
宅建の勉強をしていて区分所有法がどうしても上手に覚えられなくて
何か面白い勉強法はないかと思って、区分所有法に関する本を Amazon で探してみたところ
マンション管理士やマンション大規模修繕のノウハウ本が検出されました。
いくつか Kindle Unlimited を使ってダウンロードしてみたうちの、第 1 弾がこちらです。

起業革命コンサルタントの菅谷 信雄さんの著書です。
ご自身がお住まいの豊島区内某マンションで、管理組合の理事長を複数回務めたご経験を
まとめた本のようです。
78 ページにまとめられていて、読みやすかったです。

菅谷さんがマンションの管理組合の業務に携わって 20 数年。
その間に理事長を数回務め、理事会の役員ではない年も
マンションのご意見番として理事会に参加されるそうです。
マンションに入居すると、管理組合には必ず加入しないといけないので
そこがすごく面倒だと思って、それがマンションを買わない理由の 1 つとなる私とは
真逆の資質をお持ちの方のようです。
こういう方がいてくださると、マンションの管理がきちんとなされるのでしょうね。

面倒だと思いがちな管理組合の運営ですが
管理会社に任せきりにせずに、自分たちが積極的に介入すべきというご意見は
本当にその通りで、それを入居以来ずっとやり続けておられる菅谷さんは
相当なエネルギーをお持ちの方と思います。
これを読むだけで「面倒。。」と思ってしまう私とは、本当に大違い。

また理事長の仕事が非常に大変であることに驚きました。
多額のお金を運用して、必要な設備を決め、業者から見積もりを取り
管理会社とも連携して・・・本当に大変です。
そしてそれを無給でやる。
普通に企業に勤めていたら、有給でやることばかりです。
また理事の権限はかなり大きなものなのですね。
高額のお金を管理できるし、やろうと思えばコネを使って業者を選ぶこともできる。
マンションの住人なんて、たまたま同じマンションに住むことになったというだけで
どういう素性の人かも分からないし、正確なんてもちろん分からないのに
持ち回りで理事会の役員をすることは、本当に理にかなっているのでしょうか。
企業の社長職が持ち回りとか、聞いたことがありません。
起業と比べるな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
この本に書かれていることが事実だとすると、マンションの管理組合の運営って
企業の運営と変わらないくらい大変だと思いました。
ですが住むためのメンテナンスというか、快適に住宅に住まうには
それなりの労力が必要なのですね。大金を出して家を買っても、生涯に渡って
色々とメンテナンスが必要なようで。買ったら終わり、でないのはよく分かりました。

それで区分所有法は理解できたかというと・・・そうでもないです。次行ってみよう。



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