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バカとつき合うな [活字中毒のトモ]


バカとつき合うな

バカとつき合うな

  • 作者: 堀江貴文
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/10/26
  • メディア: 単行本


Amazon が勧めていたので、ポイント欲しさにまとめて購入した何冊かの 1 冊。
なかなかきわどいタイトルですが、読んでみると、なんというか
バカとつき合うないうよりは、周りの意見に惑わされずに
自分のしたいことを、やればいいじゃないか、という本でした。

堀江さんと西野さんが、お互いに言いたいことを言い合って
うまく本にまとめているのですが、とにかく
「やりたいと思ったことは、とりあえずやってみればいいじゃないか。
色々考えていないで、行動したほうがいいよ」
という内容です。何かをやりたいと思ったときに
「そんなにわかな思い付きで」とか
「1 つのことをずっと続けることが大事」とか
説教垂れて引き留めようとする人たちのことを「バカ」と称して
そんな人たちの意見に惑わされる必要はないから、好きなことをやってみたらいい
と世の中の人たちの背中を押してくれる本です。

本書では「人と同じことをやりたがるバカ」とか
「学校を妄信するバカ」とか、いろいろなバカをこき下ろしていますけれど
実際のところ「本質的にこういうやつがバカ」みたいな
バカの定義を定めているわけではなく、自分がやりたいことがあるときに
それを善意や正論を振りかざして反対する人がバカであり
そんな人たちの言葉に耳を傾ける必要はない、と言っているように読めました。

面白かったのが、堀江さんが
「僕は他人に興味はないよ」といいつつも、かなり世話好きな人であるということです。
人望のある人って、こういう人なのかもしれません。

あとは、堀江さんと西野さんが、お互いに相手を
「いかにバカなのか」評する第 3 章が、とても面白かったです。
こんなに相手のことをバカだバカだと言いながら、褒めている文章って
そうないというか、こういうの、褒め殺し・・・じゃないよな
なんだかものすごく古くからの気の置けない友人が
お互いのことを茶化しているような感じでした。
でも実際はこの 2 人、付き合いはそれほど長くないし
いつまで一緒にいるのかもわからない。でも、それでいいみたいです。

気軽にあっという間に読めます。
具合が悪くて、病院の待合室で倒れそうになっている時でも
気晴らしに読もうかな、と思えるくらいには、読みやすい本でした。



バカとつき合うな

バカとつき合うな

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/10/26
  • メディア: Kindle版



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