サンマデモクラシー復帰前の沖縄でオバーが起こしたビッグウェーブ：うしこの毒吐き部屋：SSブログ

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サンマデモクラシー復帰前の沖縄でオバーが起こしたビッグウェーブ　[活字中毒のトモ] [編集]

作者: 山里孫存
出版社/メーカー: イースト・プレス
発売日: 2022/05/04
メディア: 単行本（ソフトカバー）

確か「おきなわHOTeye」のいまほんコーナーで紹介されていた本です。
「サンマデモクラシー」は、沖縄テレビのディレクターである山里孫存さんが
テレビドキュメンタリーの企画コンペに応募したときのネタで
SNS で友人のタイムラインを読んだときにふと目に留まった「サンマ裁判」を
追いかけていく内容となっています。
サンマ裁判は沖縄の本土復帰の起爆剤となった出来事だとか。
サンマが沖縄の本土復帰となんの関係が？
じっくり読んでみると、非常に奥が深いお話で、
ものすごく丁寧なリサーチや取材を続けて、
50 年以上も昔の出来事がまとめられていました。
これ、いい本です。沖縄の人だけでなく、内地の人も一読をお勧めします。

325 ページもある本を読む気にならないという方には
直接ドキュメンタリー映画を見る、という手もあります。
私は某日、シアタードーナツでこの映画を観てました。
7/6（水）まで上映だそうですよ。
そのうち、サブスクリプションのコンテンツとして登場したり・・・しないか。

沖縄で、そう遠くない昔に何があったのか、よく分かる映画です。

本と映画、どちらも楽しんで思いましたが
本の方が情報量が多いので、サンマ裁判の背景を良く知りたい人は
断然本をお勧めします。
さらりと短時間で楽しみたい方は、映画をどうぞ。
サンマ裁判当時の映像がたくさん公開されているので
この映画は貴重な資料として後世に残るだろうと思いました。

サンマデモクラシー復帰前の沖縄でオバーが起こしたビッグウェーブ