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そして中国は 戦争と動乱の時代に突入する [活字中毒のトモ]


そして中国は 戦争と動乱の時代に突入する

そして中国は 戦争と動乱の時代に突入する

  • 作者: 石平
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2022/10/21
  • メディア: Kindle版


石平さんが YouTube でめっちゃ薦めていたので読んでみました。
今読むといい本です。もう少し後になったら情報が古くなってしまうので
今読むのがお薦めです。

石平さんは中国人でしたが、日本へ留学中に天安門事件が起こったことから
中国と「精神的決別」をして、そのまま日本にとどまり
2007 には日本国籍を取得された方です。
もともと中国では民主化運動に熱心に取り組んでおられたそうで
中国の内情(特に政治関係)に詳しい方です。
中国人だったから当たり前?いえいえ、例えば私が日本国外に住んだとして
これほど丹念に日本の政治を追って解説できるとはとても思えません。

石平さんによりますと、
習近平政権 3 期目の中国は間違いなく「動乱」と「戦争」の時代へ
突入していくそうです。
動乱とはすなわち
経済・社会危機の総爆発による、国内の大混乱の発生を指し
戦争とは「台湾併合戦争の発動」を意味します。
国内で経済・社会の危機が爆発すると、それを回避するために対外戦争に踏み切るのは
歴史上の独裁政権の一貫したやり方であり
また対外戦争の失敗ととん挫は、国内の危機爆発の導火線にもなる↑
つまり、どちらが先に起こっても、
芋づる式にもう一方が起こる可能性が非常に高いとのこと。
うーん・・・中国にとっても周辺国にとっても悪夢ですね。

中国国内ではすでにバブルが崩壊し、若年層を中心に失業率が上がり
公務員の給与も削減されているのだとか。
若い人たちが仕事に就けないのだから当然、
結婚数も出生数も、これからどんどん減っていくだろうとも書かれていました。
昔バブルが崩壊した後で日本で起こったことのほとんどが、
いま中国で起こっているようです。
そうであれば今後 10 年どころか、30 年以上「失われた」年として記録され
2 度と這い上がってこれないよ。

ただし日本はバブルが崩壊して経済が苦しくなっても
戦争に走らずずっと苦しみ続けていますが、中国はそうではない
必ず国民の目をそらすために戦争を起こす、
そしてその相手は台湾であるとのことです。
戦争が起こるとすれば、それは普通の戦争ではなく限界を超える戦争であり、
勝つためには暗殺でも斬首でも何でもやる
我々が普段想像しているような、
人民解放軍の台湾への上陸や全面戦争という形ではない
特殊部隊を派遣して、いきなり台湾の要人を殺害し、
台湾政府の中枢部門を掌握するやり方
になるかもしれないと書いてありました。
えげつないですが、中国ならやるかも。
こんなことが起こる前に、
習近平がいなくなって欲しいと切に思いました。



そして中国は 戦争と動乱の時代に突入する

そして中国は 戦争と動乱の時代に突入する

  • 作者: 石平
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2022/10/21
  • メディア: Kindle版



タグ:今後 中国 石平
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