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シン中国人 [活字中毒のトモ]


シン・中国人 ──激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書)

シン・中国人 ──激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書)

  • 作者: 斎藤淳子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2023/02/09
  • メディア: Kindle版


中国つながりでもう 1 冊。
こちらは沖縄タイムスの読書コーナーで紹介されていた本です。
著者は斎藤 淳子さん。1996 年の夏から北京で暮らすライターだそうです。
日系の合弁会社や国際協力機構(JICA)、在北京の日本大使館で勤務し、
その間に中国人の夫と結婚し、現地で2人の子どもを育てたとのこと。
その間 27 年。中国はめまぐるしく発展しました。
斎藤さんが中国に来た当初は、電話をかけるのも
電話機を並べた半屋台の電話屋さんに現金を手渡し、
連絡相手のビーバー交換台に電話番号を伝え、
相手がビーバー上に表示された番号にかけてくれるのを
待たなくてはいけなかったのに
今では中国で 10 億 5,100 万人がスマートフォンを持ち
GPS を基にした移動記録は秒単位でビッグデータに記録されるようになりました。
あまりに時代の流れが速いので、
親子間でのジェネレーションギャップもすさまじく
今の中国では、若い人たちとその親の世代では、考え方が全く違うのだとか。
そういや一昔前の日本もそんな感じでしたね。
私も、親とはいつも考え方の違いに苦労していますが
自分の娘との間だとあまり悩まないというか、
考え方の土台は一緒だろうという認識です。
中国では今、親子の間のジェネレーションギャップが大きいのですね。

そうかといって、30 年前の日本とすべてが変わらないかというと、
そこは中国、背景にあるものが日本と根本的に違うようです。
チャンスはすぐにつかまないと、消えてなくなってしまうという
刹那的な考え方は、日本人にはあまりなじみがないと思いますが
中国人は基本的に「今成功しなくては、もうチャンスは来ない」
という前提で生きていて、それが彼らを追い詰め
精神的に疲弊しているようです。

またバブルのせいで住宅があまりにも高騰してしまい
若い世代が結婚するときには、自分たちで家を買えず
親に良い住環境を譲ってもらったり、
結納金の額が吊り上がったり、
男性がマンションを購入しなければ、結婚できないなど
かなり生きていくのが難しくなっているようです。
なんというか・・・極端ですよね。生きるの大変そう。

本書を読むと、30 年間ずっと貧乏になる一方だった日本といえど
そこまで悪くないというか、日本に生まれて良かったと思えました。
中国だと、私は出生前診断で「女だ」というだけで間引かれそうです。
一緒に仕事をしている中国人とちょっと世間話をすると
大陸文化というか、考え方のスケールが日本人と違うと思うことがたまにあり
実際に行ってみるとどんな国なのだろうと、ちょっと渡航欲が出るのですが
本書を読んで、やっぱり行かない方がいいかもと思いました。
今行っても帰ってこれないだろうし。
そういう意味では、本を読んで「中国のリアル」を知れた気がして
ちょっとお得な気分になりました。



シン・中国人 ──激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書)

シン・中国人 ──激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書)

  • 作者: 斎藤淳子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2023/02/09
  • メディア: Kindle版



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中国経済崩壊宣言! [活字中毒のトモ]


中国経済崩壊宣言!

中国経済崩壊宣言!

  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2023/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


石平さんが ご自身の YouTube チャンネル で宣伝されていたので
つい購入してしまいました。高橋 洋一先生との共著なんて!
買わざるを得ない。

高橋先生は、YouTube の動画で
「中国は崩壊するけれど、それを自分が生きて見ることはできないと思う」
と言っておられました。
そして本書では「中国の最近の統計はごまかし方がずさん。
数字だけでは実態はつかめないが、そもそも実態が普通の国の経済とは
違うのだから、崩壊していたとしても、それを公にはしないかもしれない。
さらに国営銀行がずっと不動産開発業者にお金を貸し続ければ
不動産バブルは維持できる。もう建てられるはずのないマンションだって
スクラップして建て直して『ランクアップしました』とうそぶいて
売りさばくことは可能では?」と恐ろしいことを言っておられます。
えー・・・じゃあ中国経済崩壊しないじゃん。
ですが派手に「崩壊」しないだけで、数字に踊らされているうちに、
実態がとんでもないことになりそうですね。

バブル崩壊は何とかうやむやにできても、
少子高齢社会は待ったなしで進んでいくし、
香港のデモを何とか封じ込めたと、喜んでいられる時間はとうに過ぎて
あれほど海外から投資を呼び込んで繁栄していた香港から
資本がどんどん逃げて衰退の一途をたどっているそうで
すでにある程度お金を持っている中国人の多くが、国外に逃亡したとのことでした。
ちょっと何が起こっているのか、実際に中国に見に行ってみたい気もしますが
行ったら帰ってこれなくなりそうですね。

中国が台湾を併合するにあたり、いきなり武力併合というのはなくて
その前に色々兆候があるはずで、その中の 1 つが農業政策の大転換である
というお話は、興味をそそりました。
今年になって中国国内では、以前畑から換金作物の栽培地に変更した土地を
もう一度農耕地に変える政策がとられているそうです。
畑をやめたのは、開発のし過ぎで洪水が起こるようになったからなのに
今になってまた畑を増やそうというのは、明らかに政策ミスである
それなのにこの政策を推し進めざるを得ないのは
戦争になって食料を輸入できなくなっても、
国民の食べる分を確保しなければという、
自給自足を目指した鎖国の準備なのだそうです。
完全に、戦争を見据えています。
お願いだから、戦争を起こす前に崩壊してくれんかな。



中国経済崩壊宣言!

中国経済崩壊宣言!

  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2023/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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プラマイゼロの生き方 [活字中毒のトモ]


プラマイゼロの生き方

プラマイゼロの生き方

  • 作者: ひげおやじ
  • 出版社/メーカー: repicbook (リピックブック)
  • 発売日: 2022/06/01
  • メディア: 単行本



だんな様はひろゆき」を読んだときに
ゆかさんの Twitter を見て、ひげおやじさんが本を出していたことを知りました。
ひろゆきさんにいつも「デブで死んだ魚の眼をした性格の悪いおっさん」
といじられまくっている人は、いったいどんな人なのか?
興味をもってこちらも購入して読んでみました。

本書を読むまでひげおやじさんのことを知りませんでしたが
この方、ネット業界では有名な映像作成者だったのですね。
若いころからネットの世界で遊んでいて
それがそのまま仕事になってしまったような、
なんともうらやましい実績を残されています。
彼曰く「時間とお金にそこそこ余裕があったため」
誰かの誘いを断るということがほぼなかったのだそう。
それが功を奏して、ゲーム実況配信を成功させたり、
スペースシャトルの打ち上げを配信したり、 W 杯間近の南アフリカまで
わざわざ治安の悪さを検証する旅に出るなど、
大きな企画からそうでもないものまで、色々なことに関わって
とにかく実績を作ってこられたようです。
こんなふうに、実績を作るチャンスを上手にものにしていくことで
次の仕事につなげていく。
「プラマイゼロ」どころか、周りの人に恵まれることで生まれたチャンスを
着実にものにしていく生き方です。
フリーランスとしてかなりの成功事例だと思います。
なんともうらやましい限り。

本書には「だんな様はひげおやじ」というコーナーも存在しており
そこでは奥様が、ひげおやじさんとの生活の小ネタを披露されていらっしゃいます。
奥様も、ひろゆきさんにさんざん「デブ専」だとからかわれていらっしゃいますけれど
本書を読んだところ「出会った当初はもっと細くて普通体系だった」と。
・・・ですよね。
じゃあその頃からひろゆきさんが配信をしていたら
デブとは言われず「死んだ魚の眼をした性格の悪いおっさん」と言われていたのか?
・・・そうかもしれませんね。




プラマイゼロの生き方

プラマイゼロの生き方

  • 作者: ひげおやじ
  • 出版社/メーカー: repicbook (リピックブック)
  • 発売日: 2022/06/01
  • メディア: 単行本



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だんな様はひろゆき [活字中毒のトモ]


だんな様はひろゆき (ソノラマ+コミックス)

だんな様はひろゆき (ソノラマ+コミックス)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2021/10/20
  • メディア: Kindle版


以前から本書を読みたいと思っていて
Kindle Unlimited でダウンロードできるようになったらいいなと期待していたのですが
そうはならず、代わりに
「今購入すると Amazon ポイントを 500 ポイントあげます」
という謎のキャンペーンをやっており、半額で購入することに成功しました。

ひろゆきさんの奥様である西村 ゆかさんの著書です。
本書の多くを 4 コマ漫画が占めていますが、
その漫画を描いたのは wako さんという方だそうです。

本書には、ひろゆきさんとゆかさんの普段の暮らしぶりや
出会ったときの様子や結婚式のエピソードが書かれていて
なんというか、ひろゆきさんが「普通の人」っぽいというか
ゆかさんと 2 人で暮らす様子を垣間見たところ
ご夫婦 2 人でご自身の生活を楽しんでいらっしゃる様子が
普通の人と何ら変わらないなという印象を持ちました。

ただし私は、夫のせいで殺害予告を受けたりするのはカンベンしてほしいところです。
もっと静かな暮らしが好きです。
そういえば「プラマイゼロの生き方」のなかでひげおやじさんが
「呼ばれてもいないのに、ひろゆきくんの結婚式に乱入するために
アメリカに行った」
と書いていましたね。何をするにしても、噂になる方々のようです。
その生き方に慣れるのは相当大変だと思います。
そりゃ海外にも行きたくなるわ。

他にも、熱を出してダウンする奥さんにコーヒー淹れてくれたり
いかに「お得」になるかを考えて献本を売りさばく
ひろゆきさんの日常の様子をたくさん知れて、面白かったです。
ひろゆきさん、気の使い方が微妙だけど、基本優しいですよね。
本書の構想が立ち上がったときは、やたらと喧嘩の多い時期だったと
あとがきに書いていらっしゃいましたが
いつまでも仲良く喧嘩しながら過ごしていかれるんだろうなと
ほのぼのと読み終わった 1 冊でした。



だんな様はひろゆき (ソノラマ+コミックス)

だんな様はひろゆき (ソノラマ+コミックス)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2021/10/20
  • メディア: Kindle版




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出セイカツ記 [活字中毒のトモ]


出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行

出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行

  • 作者: ワクサカソウヘイ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2022/10/28
  • メディア: Kindle版


某日、おきなわHOTeye の「いまほん」コーナーで紹介されていて
面白そうだと思ったので購入しました。
著者はワクサカソウヘイさん。
「文筆業を営むことで生計を立てている」そうですが、
何というか・・・選ぶテーマがかなり自由です。
この本は「衣食住にまつわる不安」を何とか解消できないかと
奇妙な実験を繰り返したクサワカさんの記録です。

人間は「真っ当な衣食住」を手に入れないといけない
というか手に入れている状態が「普通」のはずだが
それを失う不安にいつもさいなまれているので
この状況を少しでも軽減できないかと思って、ワクサカさんは色々な実験をしました。
ご近所さんと一緒に野草を食べたり、
おしゃれをあきらめて W と書かれたシャツばかり着てみたり
収入を得るためにスッポンを釣ってみたり。
なんというか・・・衣食住をちょっとだけあきらめるって、
こういうことなんでしょうか。かなりぶっとんでいます。

そして、ぶっとんでいるのに、どれも完全には達成しないところが
ワクサカさんの持ち味なのでしょうか。
せっかくスッポンを釣ったのに、現金に換えられると分かるや否や断念するとか
詰めが甘いにも程があります。
たぶんこの本は、こういう詰めの甘さを笑いのネタにする本なのだと思います。
色々頑張っているのに、何一つものにならない。
あ、素潜りで魚を取るのはかなりお上手です。
今年もやっておられるのかな?

こんな感じで、気楽に読める本です。



出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行

出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行

  • 作者: ワクサカソウヘイ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2022/10/28
  • メディア: Kindle版



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ゆるFIRE [活字中毒のトモ]


ゆるFIRE

ゆるFIRE

  • 作者: アラサーdeリタイア管理人 ちー
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2022/01/20
  • メディア: Kindle版


ブログサイト「アラサーdeリタイア」の管理人、ちーさんの著書です。
この本に興味を持ったのは、本書のプロローグでちーさんご本人が
「もともとは、ズボラなうえ、貧乏性でものも捨てられず、片づけが大の苦手
忙しさにかまけて、気づけばものが部屋にあふれかえり、
明らかなごみであっても捨てられず、足の踏み場もないゴミ屋敷になっていた」
と書いていらしたのと、「夫は、稼いだらその分使う浪費家である」
という文を見つけたからです。
かなり共通点のある方なのではと思い、そこからどのようにして
サイド FIRE を実現されたのか分かればいいなと読んでみました。

ですが、そのあたりのことについては、あまり細かいことは書かれておらず
おもに資産形成と資産運用についてのノウハウが書かれてあります。
ゴミ屋敷をなんとかした理由は「彼氏ができたので片づけざるを得なくなったから」で
ご主人の浪費については財布を分けることでストレスを感じないようにされており
ブログを読んでみると、最近ではご主人も資産形成にそこそこ積極的なようです。
なるほど・・・座った場所から半径 5m 以内を瞬時に魔窟に変える能力者の
私がミニマムライフを送れないのは、それを許容してくれる人と結婚したからか?
(いや違う)
配偶者が浪費家だというのはもう、そういう人と結婚したんだから仕方がない
と思わざるを得ないです。
そのおかげで、自分ではしようと思っていなかった経験もたくさんできていますし。

また本書を読むまでは、完全な FIRE にあこがれていたのですが、
「ゆる FIRE」という生活もいいかもしれないと思いました。
父はどうやら、完全にリタイアしたことで認知症を発症したようですし
私も、何もしなかったらあっという間に脳みそ退化するだろうなと思っているので
65 歳を過ぎたら、現役と同じくらい働く必要はないにしても、
たまには、何かビジネスに携わっていた方がいい気がしています。



ゆるFIRE

ゆるFIRE

  • 作者: アラサーdeリタイア管理人 ちー
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2022/01/20
  • メディア: Kindle版



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一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方 [活字中毒のトモ]


一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

  • 作者: 加藤 俊徳
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/11/01
  • メディア: Kindle版


最近は資格試験に向けて勉強をしようと思っても
学習した内容を自分の理解につなげるのが難しくなってきました。
もう年だし、しょうがないかな、、と思っていたのですが
Amazon で本書を発見。読んでみました。

脳内科医で「加藤プラチナクリニック」の院長を務めておられる
加藤 俊徳医師の著書です。
加藤先生によると、
「これまで 1 万人以上の MRI 脳画像を見てきた。
その結果、10 代や 20 代の若者も、70 代や 80 代の高齢者も、
同じように脳は成長することを突き止めた」
とのこと。本当に?

脳の成長に重要なのは、「こうなりたい!」「○○をしたい!」という
前向きな気持ちなのだそうです。
また脳の働きから言えば、大人になってからの方が断然よく働くし、
記憶力、判断力、決断力など、あらゆる面から見ても
「学生脳」より「大人脳」のほうがレベルが上だと。
脳に正しくアプローチをすれば、80 歳からでも成長できるし、
そのスピードは 10 代の若者に勝るとも劣らないとのことです。
いや私、十分衰えてる感ありますけど。
と思いながら読み進めていくと、脳には 8 つの「脳番地」があって
それぞれが別々の働きを担っており、若い頃から何気なく
自分の得意な脳番地だけを鍛えてきたのはいいけれど、
他の脳番地のメンテナンスがおろそかになって、その分野が老朽化しているのが
「脳が衰えてきた」と感じる原因だと書いてありました。
衰えてきた脳番地もきちんとメンテナンスを入れることで
各番地の脳たちが相互に活性化して、怠けずに働くようになると。

また大人になってからは暗記に頼る勉強はできなくなるので
まとめて勉強するのではなく、1 日 10 分でいいから
毎日コツコツ型の勉強法に変えたほうがいいそうです。
そして脳が飽きないように、いろいろと視点を変えたアプローチが必要だそうです。
勉強を始める前に、5 分間、参考書をパラパラ見て
朝の短い時間で勉強し、移動時間やすき間時間にこまめに復習し、
1 日を通して脳との連続性を維持し続ける。
そして眠る前に仕上げの復習をすれば、記憶としてしっかり定着させられるとか。
ううむ・・・四六時中勉強してますやん。そんなにしないとダメ?
いや本当に合格したいと思ったら、しないとダメなんでしょうね。

他にも
高齢になって耳が遠くなると、記憶力も同時に下がっていってしまうのは
聴覚系の働きが弱くなり、海馬へのアクセスがスムーズではなくなってしまうから
とか
脳番地の視覚系と聴覚系が好んで情報として取り込むのは、以下の 5 つだけ
とか、興味深いことがたくさん書いてありました。

■脳番地の視覚系と聴覚系が好んで情報として取り込むこと
1. 生死に関わること
2. 興味があること
3. 好きなもの
4. 過去に見聞きしたことがあるもの
5. 過去に見聞きしたことに似ているもの

巻末には「年代別 脳の取扱説明書」があり、それによると 50 代以降は
加齢によって、脳に老廃物がたまりやすくなるので
睡眠の質の向上と運動を意識することで、老廃物を輩出しやすくし
睡眠と運動時間を確保した、脳を衰えさせない生活を組み立てることが大切
と書いてありました。
長生きはしたくありませんが、ボケたくはないので、頑張ります。



一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方

  • 作者: 加藤 俊徳
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/11/01
  • メディア: Kindle版



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ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか [活字中毒のトモ]


ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

  • 作者: 熊谷 徹
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2015/08/04
  • メディア: 新書


最近会社で「生産性」という言葉がよく出てくるようになったので
そういや「生産性が高い」って、
ただ丁寧な仕事をしていれば得られる結果でもなかったよな、
ということを思い出し、生産性について理解を深めてみようと思い立ちました。
本書はそのために読んだ本の第 1 弾です。

著者は、元 NHK 局員で、現在はミュンヘンに在住の熊谷 徹さんです。
ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか」を書いたのと同じ方です。
本書が出版されたのは 2015 年 8 月だということで、少し古い感はありますが
今も、ドイツの生産性が高いのは変わっていないと思います。
Web で見つけた「労働生産性の国際比較 2021」によりますと
2020 年の時点でドイツの時間当たりの労働生産性は日本と比較して
約 1.5 倍高いという結果が出ています。

熊谷さんによりますと、その理由は
監督官庁が厳しく監視して、労働時間を制限しているからだそうです。
ドイツ政府は、企業に対し社員に最低 24 日間の休暇を取らせることを義務づけ
1 日 10 時間を超える労働を禁止しているそうです。
なんとうらやましい。
短い労働時間でちゃんと結果を出せば、生産性は上がるんですね(そりゃそうだ)

一方で、社員が休暇を取っている間、バックアップ要員はいるけれども
仕事の進み方は当然遅いし、サービスの質も悪くなるそうです。
質の良いサービスは効率を上げるためには「無駄」なのですね。
またドイツ人は、サービス以外のことに関しても「無駄」だと判断して
ばっさり切り捨てることが多いので、
発明はうまいのにそれがビジネスに結びつかないとも書いてありました。
確かに、アメリカなんかは一見無駄に見えることでもたくさんトライして
そのうちの一握りが大きなビジネスに結びついているように見えます。
つまり、無駄だらけ。
そうであっても、生産性はドイツより若干高いです。
なにをどうやって生産性に結びつけるのか、方法は 1 つではないようです。



ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

  • 作者: 熊谷 徹
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2015/08/04
  • メディア: 新書



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31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。 僕たちが見つけた質素で最強の生き方 [活字中毒のトモ]


31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。

31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。

  • 作者: なにおれ
  • 出版社/メーカー: 大和出版
  • 発売日: 2022/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


生きづらい人のための人生戦略」が面白かったので、
なにおれさんの本をもう 1 冊読んでみました。
「夫婦 2 人で月 13 万円で暮らす」ということなので
なにおれさんだけでなく、奥様も巻き込んで月 13 万円で暮らすというのは
どのような暮らしなのか、興味がわいたのです。
1 人だけなら節約もし放題ですし、生活の何をどう削るのも自由自在。
全ては自分の意志でできますが、結婚しているとなると
パートナーの希望にも沿わないといけません。

ところが読んでみると、夫婦 2 人だからといって
特別に何かに気を付けて暮らしている様子は見えませんでした。
つまり・・・なにおれさんは従前の暮らしを継続するのにぴったりな
素晴らしいパートナーと結婚されたようです。
お金に対する考え方がパートナーと異なると、結婚生活は本当に大変です。

夫婦 2 人でなくて独り身だったとしても、
やりたくないことをやらずに生きようと思ったら
少ないお金でも楽しく暮らせるように努力することが大切で
そのためには、以下の 3 つの要素が重要だそうです。

1. 生活自給スキルを磨く
2. やりたくない仕事以外でお金を稼げるようになること
3. お金を貯めること

豊かに暮らすために必要なものを自分で作れるようになり
自分の仕事に充実感を得られるようになれば、
想像しているよりもずっと少ないお金でも、
楽しく暮らせるようになるとのことでした。

自宅のダイニングテーブルなどを、DIY されたとのことで
彼のブログ を拝見すると、確かに DIY の様子が 記事 に書かれていました。

考え方によっては、生活はかなりダウンサイズできるということを
実体験をもとに分かりやすく教えてくれる本です。
これから私も生活をかなりダウンサイズしなくてはいけないので
参考になりました。



31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。

31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。

  • 作者: なにおれ
  • 出版社/メーカー: 大和出版
  • 発売日: 2022/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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生きづらい人のための人生戦略 [活字中毒のトモ]




生活をダウンサイズしようと色々なサイトを見ていたら
なにおれさんの管理されている「きっと何者にもなれない俺たちのライフスタイル
を見つけました。
そこで彼の最新刊として紹介されていたのが本書です。
Amazon で探してみたところ、Kindle Unlimited に含まれていたので
ダウンロードして読んでみました。

本書は「生きづらい人のためシリーズ」の第 1 巻で
全部で 10 巻まで刊行される予定だそうです。

「もっとラクに生きられるようになりたい」と思っているのに上手くいかない人は
準備が整っていない状態で努力してしまっている
生きづらさから抜け出すためには、
全部で 10 のステージを段階的に進むことが大切だと書いてあります。
その 10 のステージとは以下の 10 個。

1. 人生戦略の全体像を知っている状態
2. 自分の中に思い込みがあることを自覚している状態
3. お金の貯まる暮らしが整っている状態
4. 疲れにくい暮らしが整っている状態
5. 1 日のタイムスケジュールが明確の状態
6. お金の適切な配分先が明確の状態
7. SNS でアウトプットしていける状態
8. 集客の本質を理解している状態
9. 自分の商品でお金を稼げている状態
10. 成功体験に執着していない状態

本書では、そもそもなぜ「生きづらい」と感じているのかと
上記 10 個の状態の説明と、ご自身の体験、モデルケースなどで構成されています。
すべての状態を理解するにはあと 9 冊の出版を待つ必要がありますが、
この 1 冊を読むだけでも、
実際にアクションを起こすことは可能かも?と思いました。

内向型の人が現代社会でどうして生きづらいのか
ご自身の言葉でわかりやすく解説されており、なるほどなと頷くことが多かったです。
こんなに分かりやすくまとめてくれている本、なかなかないかも。
インセンティブに興味がない人間が、働くことに生きがいを見いだす方法というか
考え方がよく分かりました。
次の巻が出る前ですが、家の掃除にとりかか・・・らないとね。
いい加減、魔窟で仕事をするのをやめないといけないと
思ってはいるのですよ。行動していないけど。。
家にある無駄なものを捨てないと「自分の中にある思い込み」を
リセットできないんですよね。
色々捨てるべきものがあるのは、重々分かっているので
いい加減重い腰を上げようと思います。






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