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シズカゲル [自腹でモニター]

顔のシミについてはとっくにあきらめているのに、たまに興味をそそられる広告に出会います。
久しぶりに「シミ消しに効果がある」とうたわれている化粧品を購入してみました。

シズカゲルは、オールインワンジェルです。
1 本で化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの 5 役をこなす優れモノだそうです。
ホンマか・・・?
広告 を見ると 30 日間モニターの調査結果として「100% の女性が好回答!」
と書いてあります。100% とか、いかにも胡散臭いですね。
あまりに胡散臭いので、実際に購入して試してみることにしました。
ええ、アホだというのは重々承知です。

シズカゲルと一緒に、
クレンジングフォーム「シズカホットクレイ」も購入してみました。
公式 Web サイト によると
顔の印象をトーンアップするブライトニングクレンジング&洗顔が
期待できるらしいですよ。
さて一体、ナンボのもんか・・・気になります。

注文後 1 週間程度で商品は届きました。
DSC_0052.jpg

DSC_0053.jpg

これで 1 か月分だそうです。見た目小さいです。
本当に足りるのか?
旅行に持っていくには便利な大きさかもしれません。

実際に使ってみたところ、シズカホットクレイはクレンジング 1 回につき 6cm ほど使用しなくてはいけないですが、シズカゲルの方は、2cm くらいで顔全体に塗ることができました。
私は朝はクレンジングを使わないので、量的には 1 か月問題なく使えました。

中身はこんな感じです。
DSC_0054.jpg
シズカゲル
水分たっぷりです。
ですが顔に塗ってみたところ、よくなじみます。
べとつきが少ないので、割と好きかも。

DSC_0056.jpg
シズカホットクレイ
割とゆるいです。顔に塗ったまま湯船につかると
湿度で流れそうになります。

使ってみたところ、シズカホットクレイは特別「ホット」な感じはなく
メイクの落ちも良くなかったので、1 回限りで購入を停止しました。
こういうの、停止するのって方法が分かりにくいですが、
「定期ご注文の各種変更」→「お届け情報の確認・変更」ページで
「お届け周期の変更」ボタンを押し
次回の発送をストップしてほしい旨のメッセージを送ったところ
変更に応じてもらえました。

さて 1 か月使ってみた結果、シミはどれくらい薄くなったのかというと・・・

before2.png
使用前(7/7/2019 撮影)

after.png
使用後(8/8/2019 撮影)

・・・ほとんど変わらないと思いませんか?

私の体を張った実験は、今回も失敗に終わったようです。
まあ、そうだよね。
実験に飽きたので、シズカゲルの定期購入を解約しようとしたところ
今回はメッセージを送っても応答がありません。
どうやら、シズカホットクレイの解約の時は
シズカゲルの定期購入がまだ生きていたから、
テキストメッセージでのキャンセルに応じてくれたみたいです。
残ったシズカゲルをキャンセルするには、電話するしか方法がありませんでした。
・・・面倒くさい。
いつも思いますが、こういう定期購入って、申し込みは簡単にできるのに
解約は何で難しいんでしょうね。もっと簡単にしてくれればいいのに。
そして、Web サイト に出ていた
「シズカニューヨークお客様相談センター」に電話したところ
電話が混みあっていてつながらないときました。電話させるんなら、出てよ。

結局、オペレーターが出るまで何分も待って、ようやくつながりました。
つながってみると、オペレーターの確認は実にそっけなく
氏名と電話番号で顧客のデータを割り出し、キャンセル依頼をかけ
あっさり通話は終了しました。
これ、本当は電話の必要性は全くないですよね?
絶対嫌がらせだ。






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日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義 [活字中毒のトモ]


日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義

  • 作者: デービッド アトキンソン
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: 単行本


イギリス出身で日本在住 30 年、
現在は小西技術工藝社の社長を務めていらっしゃる
デービッド アトキンソンさんの著書。
アトキンソンさんは、元ゴールドマンサックスのアナリストだそうで
データに裏付けられた確かな提言がとても分かりやすく
たくさん付箋を貼りながら読んでいきました。

アトキンソンさんによると、日本はこれから少子高齢社会がどんどん進む
(この辺りは、すでに周知の事実ですが)ことから
現在の GDP を維持するために、最低賃金を引き上げて
国民の生産性を高めるべきだそうです。
日本は少子高齢化と人口減少問題を同時に考えなくてはいけない
唯一の先進国なので、よその国が大丈夫だったから日本もどうにかなる
と考えてはいけないと。

実は本書を読むまで、「生産性を高める」というのは
コストパフォーマンスを上げることだと、勝手に思っていたのですが
そうではなくて、GDP が高ければ高いほど、生産性も高いということなのですね。
だから「日本人の最低賃金を引き上げましょう」だそうです。
似たような島国のイギリスでうまく行ったから、大丈夫だと
アトキンソンさんは言いますが、そう簡単に、賃金上がりますかね?
そういえば最近、新聞で「沖縄の最低賃金は 10/3 から 790 円になります」
という 記事 を読んだのを思い出しました。
政府は生産性向上を考えて、賃上げしようとしているんですかね?
ですがアトキンソンさんいわく
「賃金は全国一律にしないと、低賃金のところは過疎化が進むにきまってるでしょうが」
・・・ですよね。
となると、低賃金を売りにして、企業のバックオフィス業を誘致している
沖縄はどういう位置づけになるのか、ちょっと不思議です。
この島は、賃金が低いのに、日本一出生率が高く
人口流出も多くありません。やっぱり住みやすいからですかね。

このまま労働者の賃金が上がらなければ
老人の購買力を、彼らが亡くなった後より少ない若者でカバーするのは不可能
という意見は非常にまっとうです。
人口が減るにつれて、確実にデフレが加速するんですね。
そこで、経営者はコストを削るのではなくて、
合併や統合などで合理化を図り、雇用者の最低賃金を上げなくてはいけないと。
ああ・・・確かに銀行などでは既に統廃合が繰り返されていますから
他の業種でもそれと同じことが進むというか、
進めないと生き残れないところに来たのですね。

また労働力として期待されるにつれ、女性の地位も上がり
賃金も上がるそうですが、これ、期待していいですかね?
女性としては、うれしい展望です。

中小企業の経営者を「無能」だとバッサリ切り捨てている意見も印象的でした。
自ら生産性を高める努力をしないで、従業員の給料を下げることで
利益を増やし、内部留保として蓄えを増やしている企業が多すぎると。
学校と同じように、企業も統廃合を進めて、とっとと生産性を上げろ
だそうです。ごもっとも。
この本の通りに進む未来に、とても興味があります。



日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: Kindle版



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後悔しない超選択術 [活字中毒のトモ]


後悔しない超選択術

後悔しない超選択術

  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: Kindle版


メンタリストDaiGoさんの著書。
Kindle Unlimited でダウンロードして読みました。

人は 1 日約 70 回、人生を左右する選択をしているそうです。
そんなに?多いですね。
選択をするのにも、人によって傾向があり、
後悔をしないためには、どういう傾向に近づけたらよいのか
またそのためのトレーニング方法などが書かれています。

後悔しないってどういうことなのか?
確かに「ああ、あの時点で別の選択肢にしておけば」と思うことも
なくはない(いや、けっこうあるかな?)ですが
思ったってもう仕方がないというか、選んじゃったんですから
取り返しがつきません。
DaiGoさんいわく「選択に正解などない」そうで。
ただし、ベターな選択肢を見抜く力を養うことはできるそうです。

本書ではまず、自分の意思決定スタイルを把握することから始めて
自分の「選択のタイプ」と「選択の受け止め方」を把握します。
いくつかのテストに答えると、私の場合、選択のタイプは「合理的」であり
受け止め方は「マキシマイザー的な傾向をもったサティスファイザー」
であることが分かりました。スタイルとしては、悪くないかも。

自分のスタイルが分かったら、
「後悔しない選択」をするための習慣を身に着けます。
「難しい選択は午前中に行う」とか
「オプションが多すぎると選択するのに疲れるので、
トーナメント方式にして能の負担を減らす」とか
基本的で誰でもできそうなアドバイスがたくさん書かれていますので
「できそう」と思ったことから挑戦してみるのが良いと思いました。
プチ断食は、選択力を高めるのに良いらしいです。
プチですか・・・月曜断食 に失敗した私ですが
本書に書かれているような「お昼を抜いておやつタイムに間食する」
ぐらいの断食なら、できそうな気がします。
確かにご飯を食べると眠くなって判断力は鈍るので
お昼を抜ければ、午後一の会議とか試験への抵抗感が薄れるかもしれません。


後悔しない超選択術

後悔しない超選択術

  • 作者: メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる! [ヘタレの健康]


月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!

  • 作者: 関口 賢
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: 単行本


この年になると、本当に痩せるのが難しくなっていて
もう理想体重からオーバーのままでいいんじゃねえの?と思いかけた頃
Amazon でこの本に出会いました。
鍼灸師の関口 賢先生の著書です。
関口先生は、銀座で「関口鍼灸治療院」を経営されていらっしゃいましたが
今年の 6 月に「Harriet Ginza」に改名されたようです。
ハリエット・・・誰やねん。

それはともかく、毎週月曜に断食を行い
火曜から金曜は体が喜ぶ良食を採り、週末に好きなものを食べる生活を送れば、
ただ痩せるだけではなく、体質を根本から改善して
太りにくい体になるそうで。
それができれば素晴らしいですし、このダイエット法はいたってシンプルで
色々なものを制限しなくても良いらしく、なんと酒も飲んで OK だそうです。
それなら私にもできるかもしれないと思い、ちょっと試してみることにしました。

ただし、月曜ではなく土曜に断食をしてみました。
そうすると、ご飯を食べない分時間に余裕ができて、
その分の時間にしたかったことをできたので、時間の有効活用になりました。
なので、お昼ご飯を抜くところまでは余裕でした。
ですが夕方になり、空腹度が増すと、頭が痛くなってきました。
さらにしばらくたつと、喉も痛くなってきました。
これは何だ?
夜になると、なんだか物悲しくなってきました。
私・・・なんでこんなことやってるんだろう?

美味しいご飯を食べるということは、私の人生にとってかなり重要なことみたいです。
最終的に、ご飯を食べられないのが泣けるほど悲しくなったので
美味しいアテをいくつか作って、酒を飲むことにしました。ちーん。
そうです、初日から完全に失敗しました。

その後、ポストセブンの こちらの記事 を読んだところ
「完璧にこなしている人はいない。がまんし過ぎない程度の断食をして、
慣れてきたら正しい方法を確認して、その都度、ブラッシュアップしたらいい。
いずれにしても大事なのは続けることです」
と書いてありました。あー・・・完璧じゃなくていいんですね。
だからといって、1 日目から挫折していいことにはならないと思いますが。


月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる! (文春e-book)

月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる! (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: Kindle版



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習慣が10割 [活字中毒のトモ]


習慣が10割

習慣が10割

  • 作者: 吉井 雅之
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: 単行本


習慣形成コンサルタント(こんな肩書あるんですね)の吉井 雅之さんの著書です。
しばらく前に単行本を購入したのですが、今 Amazon を見ると
Kindle Unlimited に含まれていました。ああ!残念!!

私は決して意志が強い方ではなく、たてた予定があっさり覆る
もしくは自分で覆すことがとても多いです。
その最たるものが「平日はお酒を飲まない」というマイルールなのですが
自分でルールにしたのに、守れたためしがありません。
月曜は飲まずにいられても、火曜日に残業があろうものなら
疲れてあっという間に飲みたくなります。
また晩御飯が美味しくできたり、夫から飲みに誘われたりすると
「平日禁酒」の誓いはあっさり破られます。
美味しいご飯をたくさん食べるには、お酒は大事です。
もう子育ても終わったしさ、年金もほとんどもらえないから
長生きしてもちゃんと生活できるかどうか分からないし、いいじゃないですか
酒くらい飲んでも、ねえ?

こういうダメ人間にぴったりなのが本書です。

吉井さんいわく「習慣とは、自分との約束を守ること」なのだそうです。
そのくだりを読んで、ドキッとしました。
仕事も含めて、他人との約束は厳守しているのですが
そうか・・・自分との約束は破りまくりです。
習慣を続けることイコール自分を大切にすることかもしれません。
実はこの後に、習慣を守るためのあの手この手が紹介されているのですが
もう頭にほとんど残らないほど、この一言が心に残りました。
他人との約束は守れるんだから、自分との約束も守れるはずです。
というか、まず自分との約束を守らなければ、
他人との約束も守れるとは言えないかも。
お酒を飲んだときに「まずい!」と声に出すのは難しいですが
「自分と約束した」と思えば、平日は禁酒、できそうな気がしてきました。

平日にお酒を飲まなければ、他にたくさん有意義なことができます。
それらがお酒に勝つように、上手く動機づけできれば
平日は禁酒、できるはずよ・・・たぶんで。



習慣が10割

習慣が10割

  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Kindle版



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最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法 [活字中毒のトモ]


最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

  • 作者: メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: 単行本


今年も宅建試験に申し込んでしまいました。
平日の早朝に少しずつ勉強しているのですが、なかなか成果が上がりません。
もうかなり長いこと勉強しているのに、なんでだろう。
悩んでいると、本書が目に留まりました。
思わず Kindle 版を購入して、すぐに読み始めました。

メンタリストDaiGoさんによると、
テキストを要約したり、語呂合わせで暗記しようという旧来の学習法は
「科学的に効率が悪い」そうです。
そのような勉強法ではなくて、学習者が積極的に進んで頭を使いながら学ぶ
アクティブラーニングの要素を含む勉強法がお勧めだそうです。
ま・・・そりゃそうですよね。

そしてアクティブラーニングを「想起」と「再言語化」の 2 つに分けて
どのように学習を進めたらいいのかが書かれています。
想起テクの「クイズ化」や「チャンク化」は、受験勉強でもおなじみだと思います。
再言語化テクの「自己解説」や「ティーチング・テクニック」も
昔からやっている人は多いですね。

テクニックとして書かれているのは、オーソドックスなことが多いです。
目新しいことはあまりないかもです。
ただ本書を読んで気づきました。私は今まで学習してきた宅建試験の内容を
正確に人に教えることはほぼ不可能だと。
そして、自分がいま理解している内容を、紙に起こそうとしても
ほとんど何も書けないということを。
つまり、学習している内容を根本的には理解できていないということです。
ダメじゃん。

そもそも興味のないことを勉強しているから、効率が悪いのは百も承知です。
なので、なんとか試験の内容に興味を持つようにして
己の好奇心を刺激しなくてはなりません。できるのか?
確かに、無理やり頭に入れるようにしてなんとか少し覚えた法律用語などは
仕事にちょっとは役に立っているので、
そのあたりから動機づけしていこうかと思います。

ワーキングメモリをアップするのに、適度な運動が必要というのも
昔受験生だったころに体育の授業に好んで出ていたことを思えば
当たり前の話なのですが、今運動したいかと言われると
全然したくない・・・そういうはダメなんでしょうね。
確かに筋力保持は重要なので、ちょっと運動も取り入れながら
勉強しますかね・・・。
基本的に、運動も勉強も、それほど嫌いではないはずなのです。
それでも、同じように時間を使って、自分の頭で十分考えて勉強していても
身につきやすいものとそうでないものがあるようで。
まずは事実を肯定的に受け止めて、設定しやすいゴールを設けてみます。



最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法

  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: Kindle版



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美容は自尊心の筋トレ [活字中毒のトモ]


美容は自尊心の筋トレ (ele-king books)

美容は自尊心の筋トレ (ele-king books)

  • 作者: 長田 杏奈
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


沖縄タイムスの書評を読んで、面白そうだと思って購入しました。
だけど読んでみて・・・なんだか良く分かりませんでした。
これ本にする必要ありますかね?
首をかしげながら読んだので、薄い本なのに読了にずいぶん時間がかかりました。
買う前に立ち読みすれば良かった。

著者は美容ライターの長田 杏奈さん。
「美容」は「絶対的な美」を渇望して追い求めるものではなく
自分を大切にすることを習慣化し、凝り固まって狭くなった美意識を
ストレッチングする「セルフケア」を重視すべき
というのが本書の趣旨だと思います。
上記をコンセプトに「クラス一の美女とも顔を交換したいと思わない」とか
「ママの化粧は時短が命って誰が決めつけたの?」とか
いろいろ書かれていますけど、イマイチ何が言いたいのか良く分からないというか
美容は自分を大切にするための習慣というのが本当であるならば
言わなくてもいいじゃないかと思えるようなことばかりでした。

結局「絶対的に美しい」ということに一番こだわり続けているのは、
他でもない長田さんだと思います。

人間、誰でも死に向かって突き進んでいるので
そりゃ老いもするし、衰えもしますよ。それを「劣化」と言ってはダメなの?
実際衰えてるんだから「劣化」してるんじゃないでしょうか。
まあ衰えたからといって、自分のことが嫌いになるわけではないというか
折り合いつけて何とか生きていかないとね・・・とは思いますが。

ママの化粧、時短でいいと思います・・・というか
ママでなくても化粧する時間は短いに越したことはないかも。
あ、でも娘が小さい頃も、
夜にゆっくりセルフでペディキュアを楽しんだりしていました。
小さいからといって、特にペディキュアの邪魔をされることもなく
彼女は興味津々でじっと見てましたね。
化粧を時短にする必要があるほど、邪魔されていなかった気がします。
私がラッキーなだけでしょうか。

こんな個人的な意見、本にしてどうするんだろう
ブログにでも書いておけばいいのにと思いながら読んだのですが
本書の「おわりに」を読んで納得。
これは PHPスペシャルでの連載をまとめたもののようです。
もともとコラムだったのですね。だったら分かります。
このまとまりない感。

1 点だけ、こういうときにはこの化粧品、と
銘柄をはっきり指定して書かれているのは、さすが美容ライターだと思いました。
洗顔やクレンジング、メイクアップの方法が事細かに書かれていて
そのすべてにお奨めの化粧品の銘柄が書かれています。
「できる限り手間を省いたお手入れをしたい」とか
「メイク落としをもっときれいにやりたい」とか
具体的な悩みがある人は、読むといいかもしれません。



美容は自尊心の筋トレ (ele-king books)

美容は自尊心の筋トレ (ele-king books)

  • 作者: 長田 杏奈
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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大家さんと僕 これから [活字中毒のトモ]


大家さんと僕 これから

大家さんと僕 これから

  • 作者: 矢部 太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


大家さんと僕」の続編です。
続編というか、完結編ですかね。

大家さんと僕」が出版されたころ、大家さんは右足を骨折して入院してしまいます。
それからは入院→リハビリ→退院→骨折→再入院のサイクルに入り
だんだんと弱り、2018 年 8 月に亡くなられたそうです。
かわいい絵の漫画なのに、大家さんが弱っていく様子がリアルで
老いるってこういうことなのだと思いながら読みました。
戦中からずっと堅実に生きて、最後までしっかりしてお亡くなりになられた。
大家さんのご冥福を心からお祈りいたします。

なんというか、楽しげなエピソードがたくさん書かれているのですが
それ以上に、大家さんが弱っていく様子がリアルで
しんみりとします。
どんな感想も、意味がないくらい。
歳を取るにつれ、体力がなくなっていくと
髪を洗うのも美容院に頼まなくてはならなくなるし、
書き物をするのだって筆圧が弱くなって薄い字しか書けなくなる。
それでも大家さんは凛として、深窓の令嬢のようでした。
最近は人生 100 年時代とか言ってますけど、私こんな歳まで無理だわ。

そういえば、本中に出てきて、草むしりを手伝ってくれる
チャラい後輩芸人は ちゃらてり・まじっく の、のちゃーんさんだそうです。
YouTube で下記の動画を見つけましたが、本当・・・漫画そっくり!
(いや、漫画の方ががイメージ出して書かれているのだ)
大家さんが「きっと、のちゃんさんは良い家のお育ちよ」と言ってらっしゃいましたが
本当か・・・?実際に会ってみないと分からない何かがあるのかも。
90 歳近いおばあさんに、進撃の巨人を薦めるセンスはさすがですね。




私の感想なんて、本当にどうでもいいので
一読をお勧めします。


大家さんと僕 これから

大家さんと僕 これから

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/07/25
  • メディア: Kindle版



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財布は今すぐ捨てなさい [活字中毒のトモ]


財布はいますぐ捨てなさい

財布はいますぐ捨てなさい

  • 作者: 金川顕教
  • 出版社/メーカー: サンライズパブリッシング
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


企業コンサルタント・実業家の金川 顕教さんの著書。
タイトルがキャッチーですよね。
Kindle Unlimited でダウンロードして読みました。

金川さんは、偏差値 35 から大学進学を志し、2 浪の末立命館大学に入学
その後公認会計士になり、監査法人トーマツに入社したものの
自分自身の時間が削られていく不自由さに耐えきれず、起業・独立されたそうです。
そんな金川さんいわく「なにをやるかよりも、なにをやらないかが人生を変える」と。
そしてマインドや環境、人間関係など、7 つの章に分けて
捨ててしまえるものを羅列しているのが本書です。
挙げられている内容を見ると、タイトルの「財布は捨てなさい」はもちろんですが
合コン行かないとか、彼女いらない、青春いらないなど
とにかくストイックな内容となっています。
目標を達成するために邪魔なものはとことん排除して
目標を達成してから、無駄なことを楽しめばいいそうです。
ですが目標を達成してしまうとすぐに、次の目標に向かって突き進む毎日のようなので
本書に書いていることが正しければ、金川さんが無駄なことを楽しむ日は、
一生来ないかもしれません。

アプリやテレビはいらない、SNS も見ているだけなら無駄
というのは分かります。確かにその通りです。
しかしあまりにもストイックすぎるので、普通の人は同じことを実行できないでしょうね。
でも情報にはお金を惜しまない、ダサい服を着ないなどの方法も書かれているので
捨てるばかりでもなさそうです。必要最低限のもの、重要なものは
ちゃんと残しておかないといけないです。
節約もしないし、欲しいものを我慢することもないので
断捨離とはちょっと違いますね。
あとは勉強するのにベローチェと TAC と大丸とマクドを巡るなんていうのは
私からすれば無駄だなと思いました。
家にいると勉強できないって、私の娘も言っていましたけど
本当に意味が分からないです。勉強に場所ってそんなに大事ですかね?
家からベローチェに移動する労力がもったいなくないですか?
こういうのも個人差だと思いました。
世の中には家で勉強できない人も一定数いるのだということです。

ぎりぎりまであらゆるものを切り捨てて、努力して現在の地位を築かれたというのは
よく分かりました。私の生活も、頑張ればまだいろいろと無駄を省ける余地が
ありそうなので、捨てられるものから捨ててみることにします
(だから、断捨離とは違うんだってば)



財布はいますぐ捨てなさい

財布はいますぐ捨てなさい

  • 出版社/メーカー: サンライズパブリッシング
  • 発売日: 2018/04/09
  • メディア: Kindle版



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人生を思い通りに操る 片づけの心理法則 [活字中毒のトモ]


人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

  • 作者: メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: 単行本


メンタリストDaiGoさんの YouTube チャンネルが面白かったので
本も購入してみました。
DaiGoさんはたくさんの本を出していらっしゃいますが
私が一番気になったタイトルがこちらでした。
掃除・・・昔から苦手なんですよ。
ものを片付けるのも苦手です。
毎日、クローゼットに入りきらなくなった洋服の山から
仕事に来ていく服を探したり、机の上に山積みになった本や書類の山から
探し物をしています。この時間、本当に無駄です。
分かっているんですけれど、部屋は一向に片付きません。
山が大きくなっていく一方です。
なんとかしなくちゃとは思っているので、本を読んでみました。
このアプローチ、間違ってるかも?とっとと物を捨てればいいだけ?
でも「そのうち役に立つかも」と思うと、捨てられません。
実際後に役に立ったものもあるので、ついつい取っておいてしまいます。

DaiGoさんによると、片付けの原則は次の 3 つ。
原則 1. 三択
原則 2. 初速最大化
原則 3.ローコスト管理

この原則に従って、8 週間かけて片づけを進めていきます。

第 1 & 2 週: 自分を見つめる
第 3 & 4 週: モノを絞って生活してみる
第 5 & 6 週: いらないモノを捨てる
第 7 & 8 週: 新しい人生を味わい、挑戦する

本書には、上記のスケジュールで片づけを進めるために役立つ
モノを迷わず捨てるための質問や、
2 度と片付けなくていい部屋を作るためのルールも分かりやすく書かれています。

現在第 1 週をスタートしたばかりなので、
このスケジュールの通り片づけられるのかどうか、まったく予想がつきません。
自分が何をしている時が一番楽しいのかなんて、簡単なことすら
私の頭には何も浮かんでこないのです。
いかに義務感からやっていることが多いかってことですね。
義務でやっていることをしなくてよくなったら、どうするかな・・・。
仕事をしなくてよかったら、見てみたいものや食べてみたいものが
いくつかありますが、そういう話じゃないんですよね。。
理想の 1 日ってなんだろう。。昼飲みして酔いつぶれるの好きですが
非生産的すぎますね。こういうのでもいいのかしら。

モノが勝手に減っていく「1 イン 2 アウト」の習慣というのは
本当にその通りだなと思ったので、本書を読みながらさっそく取り入れることにしました。
1 つ買ったら 1 つ捨てる、というのは、今までも良く聞きましたけれど
2 つ捨てるというのは、なかなか斬新です。1 つ買うごとに 2 つ捨てれば
さすがにいつかはモノが少なくなりますよね。

第 8 週まで終わって、部屋がすっきりしたら、結果報告の記事を書くかもしれません。
書かなかったら、片付けに失敗したということで。



人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: Kindle版



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